ここのところ、電機業界の業績が軒並みわるく、技術立国日本の将来性が非常に不安な状況だ。
デジタル化がすすみ、日本の得意なアナログ的な技術がかすみつつある。
グローバル化がすすみ、コスト要求も非常にハードルが高く、品質がよければ少々高くても
買ってもらえるという時代は終わってしまった感がある。
実際、エンジニアとして働いているが、このコストの壁が最大の問題。
長期的な技術の開発というよりも、目先の商品開発に対していかに安いも物を提供できるか。
これが実現できないと、生き残れない世の中です。
そのためには、おおきな戦略転換が必要であるが、そこに対して大方針を決定できない
日本の組織体質もあるのであろう。
世の中には、物が満ち溢れており、消費者が求めるニーズが大きく変化してきた。
そのニーズにいち早く対応できるもののみが生き残れる厳しい社会です。
私自身、エンジニアとしてこの厳しい世界で生きていますが、
特に、この半年の世界的な経済状況にあおられ、非常に忙しい状況でした。
この不安定な経済状況、今年も厳しい年になりそうです。
それでも、夢の与えられる技術を提供できるように頑張りたいと思います。