今までに一度も我慢をしたことが無いという方は
おそらくいないでしょう。
大きなことから小さなことまで
100％常に自分の思い通りにいったり
振る舞えるということはほとんどなく
何かしら諦めたり引いたり我慢していると思うことがあると思います。
この瞬間も、そう感じているかもしれません。
その我慢していることというのは
“我慢すべきこと”でしょうか？
“我慢しなくてはならないこと”なのでしょうか？
そしてそれは
自分で決めたことですか？
それとも誰かに言われて我慢していますか？
私が言いたいのは
その“我慢”は
我慢しなくちゃいけないことではないのに
自分の思い込みで“我慢すべきこと”に
変換してしまっていることが多々あると思うのです。
我慢する・・つまり
何かをするのをやめたりセーブしようということだと思いますが
自分で決めたその“我慢すること”は
そうする必要があってのことだと思います。
そしてその必要なこととは？
金銭的なことでしたら
節約しようとか、ほかに買いたいものがあるからとか
もしくは単純に予算がないのであきらめるているのかもしれません。
そこでもう一歩自分の心に踏み込んでみましょう。
その欲しかったもの・・・
物でも食べ物でもなんでもいいのですが
それは、本当に欲しいものですか？
ないと困るものでしょうか？
更に、それはそれでなくてはいけないものですか？
今でも、本当に生活の上で
金銭面で苦労されやりくりされている方は
必要な量に対して持っているものが少ないわけですから
これは、必然であろうと思います。
でも、そうでない場合、
我慢しているそのものは
心の底から欲しいと思っているわけではなく
それを手に入れることによっての満足感を
求めているということはないでしょうか？
例えば、心の寂しさや悲しみ、
今の生活に対する不満、
そんなもろもろの隙間を埋めるために
目に見えるものに差し替えていることはありませんか？
食べ物や飲み物を我慢しているときは
美容か健康(体)のためにということが多いと思います。
その場合も、確かに制限したりされたりすると
それはとても辛いプレッシャーになるでしょう。
でも、それによって手に入るであろう
健康や美は何物にも代えがたいものであるはずです。
そうと分かれば
単純に辛いとか大変と思うのではなく
その手に入れる目標のためのステップである、
“我慢”は“目標達成のための手段”に変わるでしょう。
誰もが感じていることだと思いますが
我慢しなくてはいけない=辛い
となりがちです。
そうではなく
なんでも原因と理由があるはずです。
それがきちんと理解してその必要性があるのであれば
前にある最終目標を達成することが一番の喜びなので
“我慢”ではなくなります＾＾
もしそれが見つからないのならば、
我慢することなく、事情の許す限り
自分の思うままにやってみるのも手ではないでしょうか。
ただ、付け加えるならば
本当の満足がそれで得られるか？というのは
また違う事になると思います。
毎日の繰り返しで
小さな不満や我慢を積み重ねてしまうと
最後はとても大きな重荷になってしまいます。
そうなる前に少しずつ
心の軌道修正しながら過ごしたいものですね＾＾