日本初のクラフトジン「季の美」

を生み出した京都蒸留所（京都

市）は、JR京都駅から車で約15

分南下した工場や倉庫が立ち並

ぶ場所にある。一見倉庫のような

建物の内部は、蒸留装備がびっ

しりと並ぶ。

今回は、海外の品評会で受賞し、人気

に火のついた日本初のクラフトジン

メーカー京都蒸留所と、２０年６月に

オープンしたブランド発信店の「季の

美ハウス」に関する記事を紹介します。

ググってみたところ、

「季の美」は「KI　NO　BI」と読むそ

うです。

学生の頃、お金がないと下宿でビーフ

ィーターとか飲んでいたので、ジンは

安いお酒というイメージがありました。

でも「季の美」はパッケージも黒を基

調に唐紙を採用し、高級な感じでお

値段もなかなかです。

その独特の製法が京都蒸留所HPに載っ

ていました。

季の美　京都ドライジンは、お米

からつくるライススピリッツとボ

タニカルに玉露や柚子、檜や山

椒など日本ならではの素材を積

極的に取り入れ、伏見の柔らか

くきめ細やかな伏流水を使用。

英国と京都の伝統を融合させた

プレミアムクラフトジンです。

ジュニパーベリーの効いたロン

ドンドライスタイルに「和」の

エッセンスを加えた唯一無二の

味わいをお楽しみいただけます。

何かよくわかりませんが、とんでもな

く美味しそうな感じがひしひしと伝わ

ります。

なお、ググった所ジュニパーベリーと

は、セイヨウネズという低木の果実を

乾燥させたスパイスのことで、お酒の

香りづけに使われるそうです。

蒸留酒と醸造酒の違いは、お酒飲みの

みなさんご存じだと思いますが、念の

ため。

「醸造酒」は穀類や果実などを発行さ

せて作ったお酒。「蒸留酒」は醸造酒

を蒸留したお酒のことです。日本酒、

ビールは醸造酒。焼酎、ウイスキー、

ブランデーそしてジンが蒸留酒になり

ます。

「蒸留」とは、お酒を沸騰させた蒸気

を冷やして再度液体に戻す工程のこ

とです。例えば料理に日本酒を入れ

て沸騰させるとアルコールが飛んで、

香りやうま味が増します。

つまり蒸気にするとアルコールが

先に蒸発するのでそれを集めて、

再度冷やすことで、アルコールの

度数を上げたお酒ができるわけ

です。お酒飲みの方、こんな感じ

の説明でよかったでしょうか。

なにかもう、先ほどから飲みたくなっ

て、カラスミと合せたらどうかしら、

とか妄想しております。チョコレート

も案外いけるかも。

記事には創業者一人で代表のデービッ

ド・クロール氏のお話が載っていま

す。

京都を選んだのは観光地としての

魅力や豊富な原料に加え、「小ロ

ットのものを作り上げる職人文化

にひかれた」(クロール氏)とい

う。

クロール氏は「特別な樽(たる)の

ウイスキーの限定品が好きだっ

た」といい、この考えを季の美に

も持ち込んだ。１６年１０月に最

初のジンを発表してから、梅や

ウイスキー風味など既に約２０

種類を出し、ファンの心を摑ん

でいる。

また、２０年６月に完成したブランド

発信店の「季の美ハウス」の写真が

載っていますが、いい雰囲気のお店

で、築１００年の京町屋を改修した京

都市の中心部にある店舗だそう。

素敵です。飲みに行きたい。

内装にもこだわり、家具や壁紙は

京都の西陣織や唐紙の老舗とコ

ラボレーションして設けた。さら

に１階奥には、１９世紀ヴィクト

リア朝の英国風の内装を施した

「ジンパレス」を用意した。会員

限定で利用でき、これまで販売

してきたほぼ全てのラインアップ

をくつろぎながら注文できる。

酒飲み天国、京都に出現。

お酒だけでなく、文化や気風みたいな

ものを伝えようとしている所が、また

いいです。

京都にお住いの方「うらやましお

す。」

京都蒸留所、クラフトジン「季の美」 職人技で混合の妙 ＠ 12/2 のムムムな日経記事

京都蒸留所、クラフトジン「季の美」　職人技で混合の妙＠ 12/2 のムムムな日経記事