ダイブ以前の話。

ご飯を娘にあげる時、娘がスプーンに興味を持ってスプーンを握り、自分で食べようとしたことがありました。その時、その興味を育てようとわざわざ専用のスプーンを購入し、スプーンの上にご飯を置いて娘に渡したことがありましたが、結果は娘の興味を育てるよりも親の忍耐が切れてしまいスプーンの練習のことはそれきりになっていました。

そして、娘も与えられて食べることが普通になり、自分から食べようとスプーンを奪おうとする行動も減って、最近ではスプーンを差し出すと大人しく食べてくれていました。

そんな先日、保育園の個人面談で「スプーンの練習はお家でしていますか?」との問い。

… 「以前、挑戦したことはあります」と、回答。

それから、スプーンの練習をしなくちゃ~…と思いながらも重い腰が上がらずにいたのですが、2週間ほど前にふと持たせてみたのです。

そうすると、感動するほどに上手にスプーンを扱う娘がそこにはいました。

今、我が家で使っているのはコーヒーとかをお客さんに出すときに一緒に添える小さなステンレス製のスプーン。これは保育園でこういうスプーンを使っているのをみて、それから御飯の時はこれに切り替えましたが、スプーンから食材が落ちにくくて娘の口も大きく開けられるようになった今はとっても使いやすい。そんな普通の特別に先が曲がったりしていないスプーン。それを上手に口に持っていけるようになっていました。

スプーンから落ちにくいものという前提条件はありつつも、ご飯とかをスプーンによそってあげて「どうぞ」というと、それを嬉しそうに手に取り自分で食べて、上手に食べられると拍手する。

1年前は首も座っていないネンネの赤ちゃんだったのに、人間って一年でこんなに成長することができるんですね。

とはいっても、子供も千差万別。

うちの子は食に興味があり、ご飯が大好きだからなんですよね。

好きこそものの上手なれってやつですね。