娘が産まれたのは妊娠35週目。

産まれたときの体重は、2300gもなくて、翌日以降は当然のことながら、体重は減る一方。

赤ちゃんは10%ほどの体重を産まれてすぐに失うらしいです。

で、娘も例に漏れず、10%の体重を失い。

ここからが葛藤の日々。

NICU入りは免れたけど、先ずは体重が足りず、私と退院できず。

黄疸の症状も出て来て、その治療。

夫はこの時、台湾。

1人で1人分の小さな重い命と言う重責と向き合う日々。

すべてのベッドでは、旦那さんたちが毎晩顔を見せるなか、1人で毎日のことを消化しなくちゃいけなくて。相談相手とは、相談できずに私が決断を下さなくちゃいけなかった毎日は、本当に苦しかったです。娘の退院が私の退院と別の日になると知った後は1人で泣き崩れました。

偶然、助産師さんが用事があって、来てくれて話しを聞いてくれて。夜中、消灯後に台湾のホテルに電話した時には、もう腹が据わってました。帰国後の夫の態度いかんでは1人で子育てしてやると。

1人で子育ては本意ではなくても、子供のためにも、私のためにも腹を据えて対峙する必要があったのです。子供の面倒を見るウチに、親になる実感とか、そんなのはあってもなくても、覚悟だけは必要だと知りました。

こんなことがあって、入院中から数日間、食欲は殆ど無くなり、ご飯を食べれないだけじゃ無くて、実は作ることもできなくなっていました。だから、退院後は台所に立つのは哺乳瓶や搾乳器の洗い物をする時だけ。

とにかく、水分は摂取して、母乳の出だけは良くして、子供の面倒を見る日々。

そして、今日。

病院にいる時は体重が増加すべき時期に二度ほど体重を減らした娘の体重が、平均より数グラム多目に毎日増加!直に飲む母乳も50mlと順調。

あの、目に涙した日々はなんだったのだろ。

もちろん、なんの問題も無いわけじゃ無いけど、毎日顔に脂肪を蓄えていく娘の姿。少しだけ一安心。良かった。

安心したら、台所に立ちたくなった。

料理と言うほどのものではないけど、野菜炒めを久しぶりに作った!鍋を出したのは三週間ぶりくらい。

まだ時間が無くて、料理はしないけど、食欲は戻ったし、野菜炒めくらいは作ろうと思います。

iPhoneからの投稿