10月8日、韓国。


機内では、隣席した●通ソウル支社前支社長の姉の話を肴にビールを楽しんだ。どこぞのクラブのママかと思わせるような女性で、とても気さくで、いや実に愉快だった。
なんとなくセレブ気分になったところであっけなく韓国入り。

22時半、金浦空港着。

入国審査、済み!

宮本「ォゥとりあえず両替しよか!」
今里「ハイッ!…あすんません自分お金持ってません」
宮本「ォゥ!はいこれ」
キャッシュで二拾萬お借りした。
そして空港内の外貨両替コーナーで換金。
宮「ォゥ行こか!」
先に済ませスタスタ行ってしまわれる。
今「宮本さん!パスポート!」
宮「ォ…ん?…あっ」
宮本氏が焦ったのは旅行中このときぐらいだったと思う。


宮・今「………」
宮「いやー着いたな」
今「いやー着きましたね」
宮「向かおか、ホテル」

我々がテクシ(タクシー)を探していたとき、ひと足先に韓国入りし、ジャンボテクシ(7人乗りタクシー)で同じホテルに向かっている男がいた。

赤井孝充、独身。


10月8日、金曜日。

仕事を早めに終え自宅に戻り、4泊5日、旅の支度が完了。
フゥーッ
………
7年振りの海外旅行だ、思いきり楽しんでこい今里しんいちよ。


18時半に南海天下茶屋駅で待ち合わせ。お勤め帰りの社会人が「今日もお疲れ…」なムードで改札に群がっている。
(オツカレ!オッサン!綺麗なおネエサン!おれいまから韓国行く!)

来た。ノータイ、グレースーツにREMOWAのトランク。先輩の宮本氏。笑顔で来た。小顔。未婚。
宮本「ォゥ行こかっ!」
今里「スーツっすね笑」
宮本「ォゥ行こかっ!」
今里「っはい、行きましょ!」
直通列車ラピートでいざ関空へ。

タイトスケジュールな初日だった。関空到着後はまるで“競歩”スタイル。息切らし二人は足をクネクネ、出国手続き手をクネクネ、煙草ふかして足クネクネ。
さあ、ゴールテープを張っているのは韓国だ。がんばれ、あと少し…!

二人は機内で乾杯した。