初体験のしたさ

ずっと夢見ている。
初体験。


高校からさかのぼる。


高１、なぜか隣の席だった、通称やっこを好きになる。
友達を介し、アドレスを聞く。
メールが怖くてできない。友達にメールしてもらう。
友達がメールしたほうが盛り上がる。
メールで三回くらい告白する。話したこともないから、成功するわけない。

クリスマス。
いっしょに歩く。まったく話せない。
夜は家にゆっちが遊びに来てたような記憶がある。

年明け、やっこはふっくんと付き合っていた。

傷つき、俺は敗者の道を突き進む。
そして、やっこは後に、プレデターと名付けられ、誰に聞いても、かわいくないと馬鹿にされる。
俺は、なんであんなに、好きだったのか。なんであんなに、行動的になったのか、いまだに謎。


それ以降、恋という恋はなく、欲望のままに日々を過ごす。
ワーナニの虜。
父の隠していたビデオ、雑誌等さまざまなネタを探して、ワーナニばかり。スポーツもせず、虚弱体質に。精神的にも崩壊。



初体験がしたい。



その思いは叶うことなく、大学も終わりに近づきつつある。


大学になってからは、もしかしたらワーナニがいけないんじゃないかと思い、ワーナニを禁ずる日々が続いている。
そして、いま、禁欲一ヵ月が過ぎようとしている。



プロ。
その言葉が頭をよぎる。

ブログやっているよ

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