マーケティングというお手軽。

ある著名な日本のアニメーション作家であり映画監督と、
その対局にあるような有名ゲームクリエイターが同時期に同じ事を言っていた。

「マーケットインはもう限界である」と。


Twitterやさまざまなウェブ上からマーケットのニーズを取り出し、
企業の商品開発や広告宣伝のデータとして提供することが頻繁としている。

一時期、ブロガーや評価といった事が流行ったように、
いくらでもいかようにでもできる情報を本当に信じている企業があるとしたら、
相当、脳みそがお手軽な社員の集まりだろう。

残念ながら、企業の広告担当者ほどバカな人種はいない。
だいたい、長くこの部署にいる人間は、どこに行かせても使えないから、
しょうがなくという場合が多い。
だからプロ意識なんて存在しなく、平気で「素人ですから…」などと、
自己否定をして開きなおる。


だから、この人種にはデータが効く。
ウソだろうがホントだろうが、内容はどうでもいいのだ。

自分で感じたり、自分で考えるなどという面倒な事を放棄できるのだから。