こんにちは!
香水好きな皆様、いかがお過ごしですか?
今日は、『オーダーメイド香水』作りで
どんな苦労があるかをお伝えしたいと思います。
物を創り出すってとてもワクワクする行為です。
料理でも、手芸でも、ガンダムでも、
工夫をし、手を動かし、形が見えてくると
「楽しい~!!」って思いますよね。
基本的には香水作りも同じです。
でもオーダーメイド香水の製作となると
特別の難しさがあります。
「相手の言葉をどのように解釈するか」です。
「甘い香りが好き」と言われても、
それがバニラの甘さなのか、
花の蜜のような甘さなのか、
ウッディーな温かみを指しているのか…
感覚や記憶や好みが違えば、
「甘い香り」というが表すのも
全然違う香りになります。
どんな甘さかを探るため
「甘い」系のサンプルの香りを
いろいろと試してもらいます。
その時に参考になるのは
お客様の感想の言葉だけでなく
香りを嗅いだ時のお客様の表情や仕草。
これらも大事なヒントになります。
少しの間をおいて浮かぶ笑み、
あるいは首をかしげる仕草。
これが、時には言葉よりも正確な
“香りのことば”になります。
オーダーメイド香りづくりの過程は
言葉から感覚、感覚から言葉の
翻訳みたいな作業です。
そして、同時に信頼の積み重ねでもあります。
お客様の中にある漠然としたイメージを、
ひとつの香りとして現実にしていく。
その過程で職人としての腕と感性が問われます。
日々是精進の世界です。
とても微妙な仕事ですが、
「これ、これ!こんな感じが欲しかった!」
お客様のそんな言葉が一番の報酬です。
