シドニーからこんにちは。
先日受けたご相談。。。
「実は、せっかく入った大学を息子がやめたいって言い出したんです」
一生懸命働いてやっと入れた大学を1年も経たずやめたいと言われたら、親からしたらそれはショックですよね。
息子さんの言い分もあるでしょう。
まずは冷静になって、ちょっと俯瞰して見てください。
息子さんの決めた決断は、親からみたらただの出来事です。
出来事にいっぱいいっぱい自分のエゴをくっつけて、大きな問題にしているのは親自身。
せっかく大学に入れてやったのに。
誰の為に一生懸命(嫌な思いをしてまで)働いてきたの!
大学出てないといい会社に入れない、お金も稼げない!
親のエゴはキリがない。。。
エゴはエゴで良いんです、良いも悪いもないただのエゴ。
息子さんの決断を頭ごなしに拒絶するよりも、まずは自分のエゴをじっくりと見つめてみてはどうでしょう?
ご相談にきた方に、少し掘り下げをしていきました。
出て来た感情はやっぱり子供の頃に作ってしまった思い込み
母親が忙しく家にいない家庭で育ち、我慢強くいる事で(私は強いから大丈夫!と言い聞かす事で)、寂しさを紛らわし、心を満たすやり方を何十年も続けていた事に気づきました。
息子さんの活躍がこのご相談の方の喜びでした。
心を満たすものが息子さんの存在、その為にずっと我慢強い自分を演じてきたのです。
小さかった自分が、本当に母親にしてもらいたかった事。
ただただ一緒にいて欲しかった。
それだけなんです
小さかった当時のご相談者さんへたっぷりの癒やしを送り、この思考パターンを終わりにしました。
親のエゴのない状態で、ちゃんと話し合う事が出来ると思います。
(この息子さん、大学はやめないと思います)
親子でも他人、尊重し合うってとても大切だと思います。
まずは自分自身を癒やし、愛する事から始めましょう