シドニーからこんにちは。
頑張り過ぎてしまう人は、かつての修行者やシャーマンだったかもしれません。。。
ちょっと頑張れば何でも器用にこなせる人、チャレンジが好きな人、自分を追い込む事で目標を達成する人。
自分に厳しく、人にも厳しい(または、自分甘く人に厳しい)。
バリキャリの友人との会話の中で、こんな話しになった。
彼女は父親ゆずりだと言った。
子供の頃から彼女の父親はとにかく頑張る人。
テレビはNHKしか見てはいけなくて、勉強熱心、会社で出世してステータスを得た時に病気になって亡くなってしまった。
彼女はそんな父親の姿を見て頑張りすぎないようにしようと思うのに、気が付くと誰よりも頑張っていたという。
(納得するほど彼女のキャリアは輝かしいもの)
そこで私が聞いた。
「努力し続ける事で得られる美徳ってなんだろう?」
「お父さんが努力して努力して得た最高の素晴らしいものってなんだと思う?」
彼女は言った。
「多分、人とは違う喜びを感じること」。。。
この人とは違う喜びっていうところを価値付けていたみたい。
ただの喜びではないのね、人と違う喜び。。。魅力たっぷりだよね。
頑張りすぎてしまう裏側にあったのは、こんな素晴らしいことだった。
ご先祖様から代々受け継いで価値付けしてきたもの。
彼女が理解することで、今までのやり方から解放されてご先祖様もほっとしている事でしょう。
彼女は転職に成功し、これから新しい会社でまたキャリアを積み上げていく。
それからヨガにも目覚めて、ヨガインストラクターになる講座も始まるみたい。
彼女のこれからの頑張りは美徳の為ではなく、シンプルに自分を楽しませる努力に変わっていく事でしょう。
3人の可愛い子供たちとやさしい旦那様に囲まれて、彼女は今日も全開だ