すばる望遠鏡 すばる望遠鏡とは、アメリカ・ハワイ島のマウナ・ケア山頂(標高4,205m)にある日本の国立天文台の大型光学赤外線望遠鏡である。 1991年に着工。建設総額は400億円。1999年1月に試験観測開始。 主鏡に直径8.2mという当時世界最大の一枚鏡をもつ反射望遠鏡であった。主鏡はアメリカのコーニング社とコントラベス社に於いて7年以上の歳月を費やして製造された。 すばる望遠鏡は、コンピュータで制御された261本のアクチュエータで主鏡を裏面から支持することにより、望遠鏡を傾けた時に生じる主鏡の歪みを補正し、常に理想的な形に保たれている。