今日は気になる記事をご紹介したいと思いますにっこり








どんなスポーツでも


分母が大きければ、


大人になるまで続ける人口は大きくなります。




マイナースポーツにおいては

元々の人口も少なく、



どうやったら競技人口を増やせるか?

という問題も出てきます。




簡単な方法としては 


オリンピックに出場するとか


大きな大会で注目を浴びるとか


そして、そのような大会で『勝利する』


ということも重要になってくる。



オリンピックでフェンシングでメダルを取れば

子どもの体験レッスンの問い合わせが殺到。


オリンピックでスケートボードが注目を浴びれば

子どもに人気(親に?)になる


 


そんな世界を目指せる選手を輩出するためには

やはりジュニア世代の育成というものが

大きなポイントとなると思われます。



私は水球というマイナースポーツに

長年携わってきましたから


マイナースポーツ故のもどかしさや


又は反対に良さみたいなものも

身近に体験してきました。




もどかしさというのは

単純に人口が少ないので

県外へ出向かないと練習試合ができない。


そのための親の負担は金銭的にも大きくなっていきますし、試合数は圧倒的に少なく、

ホームで練習するときには男子を相手にしたり、カテゴリーが違うもの同士の練習になったりと

なかなか思い通りの練習ができない。




良さとしては、

ある程度チームが出来上がると

全国大会という大きな舞台へは

人口の多いスポーツよりは容易であるということです。


ですから、小学生でも全国大会や全国大会優勝というのはそんなに夢のまた夢、

という遠い存在でもないということです。



そしてここで問題となるのが、

冒頭で紹介した記事の内容。



なぜ、成人の選手としての道が立たれてしまうのか?


優秀な選手が途中でフェイドアウトしてしまうのか?


強かった選手やセンスのあった選手が伸び悩むのか?





私が見てきた経験でも

続ける選手というのはほんの一握りです。



スポーツというのは楽しむものであっても良いと個人的には思っています。



例え、才能がある選手であったとしても

本人がどう感じているのかを無視してはならないし、


経験値の浅い子どもたち、

可能性を秘めた子どもたちに


型にはめたやり方を押し付けてはいないのか?

ということは常に考えなければいけないと

思っています。




『スポーツを楽しむ』


上手なのと、得意なのと、好きなのは別。



そのスポーツ自体が好きだけど、

そんなに上手くない。

けれど、やると楽しい。



そんなに好きではないけど、上手くできる。

得意だ。




下手でも得意でなくても、

スポーツをすることには関係なく、

心から楽しんでそのスポーツに親しむ。

その時間を楽しむ。経験する。



そんなことも大切なのではないかな?

と思います。



ふるいに掛けられて、

うまい、ヘタ。

センスがある、ない。



そんな物差しで測られたら、

秘めた才能も伸びない。

自信や

やってみたい!と思う

好奇心やチャレンジする気持ちを摘み取ってしまう。



そして、才能のある子どもを発掘することや

才能を伸ばすことに大人である

指導者や親が躍起になると

本人不在の状態で物事が進んでしまうことにもなりかねない。



そんな例もたくさん見てきました。




勝つ喜び、というのももちろんあります。



けれど、それは子どもたち自身から生まれる

気持ちややる気やモチベーションでなければならない。



子どもたちが自ら楽しんで、

そのスポーツの良さを味う。


自分自身へのチャレンジにする。


さまざまな経験、良いときも悪いときも

自分で考え、

自分で乗り越える力を養っていく。


そんなことも大人としてサポートしたいと思います。



そのスポーツを嫌いになったり

二度としたくない

また、

良い思い出がない

なんて悲しいことにはしたくないなと思います。




私自身が小学生で水泳が本当に嫌になってしまった経験も踏まえて

こういったトピックについて考えていきたいと思います。


そのスポーツを始めた時には

夢中になる、キラキラした想いがあったはずだから。




まずは自分が教える子どもたちから。






記事についてのご感想などコメントいただけたら嬉しいですニコニコ飛び出すハートキューン




合わせて読みたい記事指差し