水泳インストラクターの高木愛ですうお座







夏休みに入り、昼間のプールも親子連れや子どもたちの来場が増えています浮き輪




今日、監視していると、
お母さんと小学生の兄妹が入って来ました。



男の子は何年か前に中級クラスで教えていた子。






よく覚えています。



ある日のレッスン。


ある生徒をめちゃくちゃ怒った日。


なんで怒ったのかは覚えていませんが 笑、
理由なく怒ることはないので、
ちゃんとした理由があり、叱りました。


私が怒るときは

危険なことをしたとき

一生懸命やってる人の邪魔をしたり、バカにするとき

人の話を聞かなくてもいいけど、聞かないくせに自分の都合のいいときに聞いてくるとき


そんな感じ。子どもたちにも事前に話しています。




そんなヤクザに怒られてる その横で、
怒られてないのに半泣きだったのが、その子 笑


ヤクザが降臨してたので、よっぽど怖かったんでしょうね 笑


彼は無口で、真面目にコツコツ練習するタイプ。



教室に通っていた間、
そんなに会話することもないくらい
おとなしい性格。



ちょっと怒りすぎたかなぁと反省しました。



他の子たちがフリーズして、
半泣きになるくらいなんで。




でも、その男の子は練習をしっかりやっていた成果があり、
無事に昇級しました。




教室の最終日の練習後、
お母さんの後ろにちょっと恥ずかしそうに隠れながら私のところにやって来ました。




「うちの子、先生のことがだいぶ良かったみたいでまた中級に通いたいって言ってるんですが、そういうことはできますか?」


とお母さん。


ちょっとびっくりビックリマーク




半泣きだったのに 笑
そんなに話すこともなかったけれど。




お母さんの後ろでニヤニヤしていました。
(あばれる君が桑田の真似するときの顔にそっくり)


中級をまた受講することも可能でしたが、
次のクラスではバタフライや平泳ぎの習得が入ってきます。



ここは通過点。



本人の意思に任せますが、
これからまたどんどん伸びていく時期。



そんな説明をさせてもらいました。



そして、中級ではなく次のクラスへといってくれた彼に、何年かぶりに再会したのです音譜




ニコニコ〜っとして、控えめに、

でも、

『はっビックリマーク先生だラブラブ

というわかりやすいリアクションを取ってくれた彼。



バタフライや平泳ぎを泳ぐ姿を見せてくれました。



指導していて、嬉しいなと思うこと。


巣立っていっても、
『せんせー!』って声を掛けてくれる子どもたちがいること。



どんなに怒っても、それがなんで怒っているのかちゃんと伝わると、子どもたちも理解してくれる。



うわべだけでなく、
大人の真意を見抜いたり、
感じ取るのは子どもの才能でもあるから。





いつも怒ってばかりの大人には、

適当に合わせる子ども。


そのときの気分で怒ってみたり、優しくしてみたりの大人には、

顔色を伺う子ども。



むやみに褒めてばかりで、
子どもの顔色を伺ってばかりの大人には、

大人をバカにする子ども。




無関心でうわべだけの大人には、

承認欲求が強い子ども。





大人がどんな態度かを

子どもはよく見抜き、


それに合わせるようになっていきます。



『子どもたちが言うことを聞かない!』

たぶん、つまんないんだと思います。


だって、子どもたちは興味があることや
楽しいことには夢中だから。



楽しく、子どもが興味をもつ工夫や、
大人自身が楽しむ気持ちも伝わります。




どんな姿勢で指導するのか?









今日は彼の笑顔が見れて、とっても嬉しくなった日でしたラブラブ






どんどん成長する植物霧
でもプールサイドは34度タコ暑い…