心理カウンセラーの高木愛です
今回は、『怒りやイライラ』について、別の角度からお伝えしたいと思います
以前アップした『怒り』について↓
おもしろい、なるほど、
という声を沢山いただき、アクセスも多い記事でした！
まだ読んでいない方は是非ご覧になってみてくださいね！
さて、本題
例えば、
いつも待ち合わせに遅刻してくる友達がいるとします。
「ごめんごめん
」
」でも、次もまた遅刻。
こんな時。
「いいよいいよ〜」
って他のことに時間を使ったりして別に気にならない人と、
イライライライライライライライラ
「何だよあいついつも遅刻しやがって〜
」
いつも遅刻しやがって〜」イライラして、文句が言いたくなる人。
何が違うのでしょう
何で怒りが出てくると思いますか
自分が禁止していることを目の前でやられると、人はイライラします。
禁止しているということは、自分にもその要素があるということですね
残念ながら…
残念ながら…初めは受け入れ難いかもしれませんね。
実は、コレ、前の私でした
遅刻が良い、悪いという二元性の話ではないですよ。
このイライラは、
『私だって遅刻しないようにがんばってるのに！毎回毎回好き勝手に遅刻してくれちゃって！！
こっちはこんなに我慢してるのにー！！羨ましい！！』
う、羨ましい
私も遅刻しないようにしないようにがんばってがんばって生きてきたんですね。
だから、目の前で「えへへーごめん、ごめん」なんて感じで遅刻されると、カッチーン
何でがんばって我慢してきたのか？
私の父はせっかちで、時間や色んなことにすごく細かくそして恐ろしく短気
一方、母は真逆のルーズでのんびりマイペース
そんなうちの家族は出かける時、夫婦で出かける時に毎回ケンカ勃発
外ではもう予定の時間の何十分も前から、
父が車に乗り、時間になるとクラクション
（しかも激しめの
）
（しかも激しめの）母はこうなるのがわかってても、時間通りに準備せず…
私は小さい時から、
『お願い！早く早く！パパが怒っちゃう！近所に迷惑！お願い早く』
幼稚園に遅刻しそうな車の中でドキドキ
『早く早く！間に合いますように…』
『早く早く！間に合いますように…』私はどちらかというと本来はマイペース。
いつもそのドキドキが嫌で、時間に遅れるとすごく悪いことが起きる、と思ってきたのでした。
大人にとって普通の事も、子どもにとってはこの世の終わりに感じてしまう。
父のように動くのがそんなに得意ではないのに、そうしなければいけないと自分を律して。
（まぁ父ももしかしたら同じだったのでしょうかね）
父のせっかちと、変わらない母に怒りとうんざりが大人になってからもありました。
『何でこんなにイライラするの？』
自分に問いかけたときに、
『あ〜私ずっと我慢してたんだ！』
『ずっとずっと違う自分で生きてきたんだ』
本当の自分に出会うとホッとしました。
そんな自分に気づいたら、
次は選択ができます！
時間を守ることは社会で生きていく中で信頼関係を築いていくために必要なことではありますよね？
遅刻した友達を許すこともできるし、
感情をぶつけることなく、それをやめてほしいと伝えることができます。
『私ってのんびり、マイペースだなぁ。でも、時間は守りたいな。』
たまに時間に遅れても、
『そんな時もあるよね』と自分にも周りにも優しくなれます。
癒しとは
自分自身を知って、嫌な自分もダメな自分も受け入れていくこと。
ただただそんな自分許すこと。
あなたが自分に禁止していることは何ですか？
もし、あなたの中にイライラ、怒りがあるとしたら、自分に禁止していることを見直してみるのもいいかもしれませんね
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