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職人の背中に思うこと
10数年越しに願いが叶う。
伝説の研磨職人、千葉文雄氏。
出会い(片思い)は12年前、東陽町のゴルフショップで1枚のチラシを見る。
「名匠 千葉文雄が作ったウェッジ」
「え?誰?」
ショップオーナー「ガタガタ言ってないで、1回使ってみろ!」
渋々購入。
しかしその打感の秀逸さ、シャープな顔つき、そして何よりもソール部分にかけて削った跡がくっきり残り、そのおかげで何とも言えないヌケと打感に繋がっているのは、私に衝撃を与えた。
試合ではあまりのスピンのかかりに同伴競技者からクレームが出た事も。
学生が知らないようなメーカーだったし、ビックリしたんだろう。
そして時は流れ、EVENの取材でZodia代表、宮地氏と出会う。
10数年、手放せず、ずっとトランクに入っていたウェッジを見せる。
こんな出会いってあるんだ。
あそこでチラシを見ていなかったら、ウェッジを誰かに譲っていたら、EVENと関わっていなかったら。
色々な事が頭をよぎる。
「千葉さんに会いにきてよ」
宮地氏のその言葉から5年。
遂に姫路へ。

物静かで、シャイで、でも本当に優しい目をされている。
研磨を近くで見させて頂く。
もう言葉なんか出ないし、いらない。
頭の中でイメージされた事を形にしていく。大胆にそして繊細に。
詳細を語れないのが本当に心苦しいが、EVEN11月号を是非見て頂きたい!
そして時間はあっという間に流れ、ふと千葉さんの後ろに。。。

背中をずっと見てた。
優しい背中をされている。なんとも言えない。この方のためにどうしても何とかしたいと動いている方がいる事がなんとなくだけどわかる気がした。
1つの事に愚直に、情熱をもって、シンプルに。
職人の生き方、美学。
千葉さんが削り始めると、空気が変わる。
毎日見ているであろう他の社員の方々も、いつの間にかジッと作業を見ているんだ。
本当に至福の時間。
仕事ってこうでなければいけない。
自分の気持ちを製品に込め、そこに情熱を傾ける。
忘れかけている事。大切な事を思い出させて頂いた1日。
感謝!感謝!感謝!
言い足りない程の感謝を!
※千葉さんの背中を見ていて、この唄が流れてきた。
モノの見方
監視カメラで想像するのは犯罪だったり事故だったり、ネガティブなイメージ。
こういう見方で世界を捉えていけば、今のこの世の中は変わるかもしれない。
世界中とは言わない。日本中とも言わない。でもまず自分自身が変わらなければ世界は永遠に変わらない。
