『Voice~君の声を求めて~』
詞曲:岩田祐明
1
聴かせてよ 君の声を
戻らない 時間(とき)の片隅で
いつまでも 離さないで
胸の中に抱(いだ)いてる
夢の中 僕のそばで
何も言わず 微笑んでる君
触れたくて 思い募らせて
遠い道をやって来た
今は小さくなった 故郷の空に
浮かんで消える 眩しい記憶
手を伸ばし そっと問い掛けたけど
風は無口で...
囁きだけでもいいからね
君の言葉が聴きたかった
叶わぬ事と言われるたびに
強く、強く 願う夢
2
人知れず眠った君
それを知った あの夏の夜は
何もかも 真っ白な世界
涙さえも喪失(うしな)った
今も本当は全部 投げ棄ててでも
駆け寄って 抱きしめたいほど
誰よりも誰よりも 大切な人だった
嘘じゃないよ...
時間(とき)を忘れて 立ち尽くして
あの日、あの時に戻れたならと
君が眠る 海辺の丘で
静かに、静かに 祈る
3
ひずんだ波の音
二人歩いたこの道も
哀しいくらい 巡る想い出全部
君がいるよ
囁きだけでもいいからね
君の言葉が聴きたかった
叶わぬ事と言われるたびに
強く、強く 願う夢
星の数ほど 悔いてもなお
あの日、あの時に戻れたならと
君が眠る 海辺の丘で
静かに、静かに 祈る
聴かせてよ 君の声を
戻らない 時間(とき)の片隅で
いつまでも 離さないで
胸の中に抱(いだ)いてる
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