【歌詞】生涯不束者 | ばぶろぐ

ばぶろぐ

令和歌謡・BABUの雑記帳です♪

 

『生涯不束者』

詞曲:岩田祐明

 

1

霙混じりのあみだ池筋を まばらに行く

車両の影に弄ばれては フラリひとり

 

比率はやがて雪に傾いて 洒落のような

吹雪が僕の視界を阻んで 意識朦朧

 

忘れかけていた夢が

今更疼き出す その癖に

 

三十戒の理(ことわり)を

目を盗んで二、三、四と端折って

未だ月刊誌の編集者

〆切間際に慌てる未熟者です

 

2

春の芽吹きに心が束の間 洗われたら

根拠乏しき胸の昂ぶりを 抑えながら

 

巡るクライアントの声に

時折背中押されて 奮い立つ

 

何百回と躓いた

舗装工事の済んだ道なのに

見えぬ障害物を掻き分けて

ゼロの地点に漸く立っております

 

3

握りしめた自尊心(プライド)が 下らなく思えた日も

手にしたはずの合鍵が 煙のように消えた日も

未熟者の世迷言さ その癖に

 

三十戒の理(ことわり)を

目を盗んで二、三、四と端折って

天変地異に乗じては

隙をついてもまた転ぶ未熟者です

 

成長しても また転んでる

不束者です

 

(since 2016)

 

ペタしてね

 

LIVE・イベントスケジュール

お問合せ ※クリックするとメールが開きます