ボイストレーナーなら
「自分って才能ありますか?」
って生徒に聞かれることはよくあることだと思います。
そしてこの質問に対してトレーナーは
「みんなそれぞれいい声がある、いいところを伸ばしなさい~」
「やってみないとわからない~」
「一部の才能がある人はいる、でもそうじゃなくてもきちんとやれば必ず伸びますよ~」
だとかいって生徒を安心させようとします。
どの答えも正しいです
正解です。
トレーナーとしてはそう答えるでしょう。
だけどどんな答えをだそうが、生徒は絶対に納得しません。なぜなら・・・
生徒が本当に聞きたいのは自分に才能があるかないか?じゃなく
目の前のトレーナーに自分を育てる才能があるか聞いてるんです。そこをトレーナーの人は勘違いしてる。
面と向かって「あんまりうまくなんねぇけどさ、金も払ってるし、あんたの事信じて大丈夫なの?ぶっちゃけどうなの?正直ここやめようかと迷ってるし、なめたこと言ってると返金してもらうよ?ここ通いだしてわかったけど他の生徒もパッとしねぇ奴ばかりっぽいしさ、責任もってこれからもやってくれんの?アンタ」
って聞きたいんですよ。
でもそんな事いえないから「私って才能ありますか?」ってけなげに聞くんです。
トレーナーのみなさんはそこを勘違いしないようにしてくださいね。