第62回 魔界 ~怠惰Sloth~へ
道節じゃ。
先日第61回の魔界が闘われた。
血だらけの文が届いた。
里見八犬士が1人
信乃からだった。
闘いの絵巻が信乃から届いたのだ。

信乃 作
殺伐とした内容。
胸が痛い。
信乃は大丈夫なのだろうか?
親兵衛と大殿はほっこりするが。
胸がざわざわする。
暫くして
庵の外で烏が騒いだと思ったら
また文が届いた。
里見八犬士が1人毛野からの文だ!
この文からも
血の匂いがした。
胸騒ぎが止まらない。

毛野 作
そこには
里見瀕死、と書かれていた。
まぎれもない毛野の字じゃった。
しかし
この文についた血の匂いは!?
気がつけば
首筋にじっとり汗をかいていた。
親兵衛も切られた!?
一体どうなっておるのじゃ。
里見の八犬士の絆はどうなってしまうのか。
大殿!
里見はこのまま滅ぶのでしょうか。
そこに!
親兵衛からも文が届いた!
親兵衛、やはり斬られたのか!
大殿のお顔が
苦悩しておられる。
心が痛い。
次回!
『第62回 魔界 ~怠惰Sloth~』
【公演日】2019年8月16日(金)
いざ
62回目の死地に。
道節、参戦。
Don’t miss it!
〜余談〜
里見八犬士を再確認するため
伝説の角川映画、里見八犬伝を見返しました。
タイソンがまだ子供の子タイソンの頃に封切られた映画。見返すと当時の匂いまで蘇ってくる作品。
当時歌詞の意味も解らず主題歌を歌ってたな。
真田広之さん、薬師丸ひろ子さん主演
道節は千葉真一さん。
はちゃめちゃにかっこよく、
不朽の名作です。
八犬士が強い絆で結ばれていて
各々の玉を受け入れる土壌のある者に
守るべき者の為、力が授けられ。
自分が道節の役を頂いているからか
思いっきり感情移入して観入ってしまいました!
魔界の世界に生きる里見八犬士のバックボーンを知るきっかけとして
角川映画の「里見八犬伝」を一度観てから魔界での里見八犬士を観て頂くと
より楽しんで頂けると思います。
深作欣二さんの描いた里見八犬伝と
ゆうしゃさんの描く里見八犬士の生き様が楽しみでなりません。
魔界って
妄想が止まらないですね。
たいそん