最近は選挙も近くなってきたということで、何かと政党や政策について気になる。その中で、消費税増税が一つの論点にもなっていると思うが、消費税の増税が科学に大打撃を与えかねないかどうか心配をしている。

消費税というものは、消費をするときに課せられる税金ということで、消費税の持っている性質としては、「消費を抑制する」という方向に働く。富を否定するような人たちの記事を読んでいると、「日本は発展しすぎたので自然に帰るように」ということで消費を抑制することを訴えているが、その根底には文明を逆戻りさせるような発想も見え隠れすることもある。このように、新聞記事には世の中の流れをコントロールする性質があるので、「いくら自分は自分の考えを大切にしている」と思っていたとしても、やはり今まで受けてきた教育の思想を引き継いでいることは否めない。

さて、消費税が導入されるとなぜ科学が心配になってくるかというと、消費税はすべての消費に課せられるためである。つまりは、日本が新しい技術を研究しようとしても、その原材料に消費税が課せられるので、科学の発展を抑制する、つまりは日本の発展を止める性質を含んでいるということである。例えて言うならば、お米を作ろうとしたら、お米のもみ殻を入手したら、そのうちの5%から10%を租税として持っていかれるということになっている。

日本の企業はとても大人しい。これから世界を相手に戦うためにも、やはり研究開発は怠ることができないのであるが、その資金源もさらに課税されようとしている。ただでさえ、法人税は高いといわれている日本であるが、そういった中で世界を相手に戦っている科学は本当にすばらしいと思う。これは、日本の経営者がきちんとした理念を持っていて、それに向かって進んでいこうとする強い情熱を持っている人が、世界と比べて多いのではないかと思う。

さて、では消費税をどのようにしたらよいのかであるが、原材料などの苗木に税金を課するのではなくて、出来上がった果実に税金を課するべきということが正しい方法であろう。

税収を最大にするには、アダムスミス風に言うと、次の2点である。

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1.税務署員と税務署の数を減らす

2.出来上がった果実のみに課税する。

私は、この方法で、日本政府は借金を減らし、さらなる経済発展を遂げられることと確信している者の一人である。