歴史を調査することは昔から行われていることであるが、新日本科学が発達していくにつれて、昔にあった歴史的な事実がより鮮明になってきているようである。例えば、炭素同位体の量を調べる調査では、放射性の炭素の量を調べることによって、動物が生きていたのが何年前であるかを調べることに使われている。そのような炭素同位体の量を調べることは、なかなかできないことだと思うので、新日本科学はすばらしいなといつも感じてしまう。
この炭素同位体の調査はどのような原理で年代が分かるかと言うと、動物は食べ物を食べるが、その食べる量が特定されると、どれぐらいの炭素を体内に取り込むかを知ることができる。そして、この炭素の中に、一定の割合で放射性炭素が存在するのであるが、炭素の摂取を行うことで一定の量が体内に存在している。ところが動物が死ぬと、炭素の摂取がなくなるので、その炭素量が分かればそこから炭素同位体は崩壊をしてだんだんと量が減ってくることになる。その減った分を正確に測定することができれば、年代がおお分かるという仕組みである。これもおおよそでしか分からないのであるが、炭素同位体の量を正確に知ることができることによって、年代をより正確に調べることができるようになってくる。
他にも科学的な調査としては、DNAの調査である。この調査によっても、歴史の新しい事実をたくさん解明している。例えば、現在の日本人のDNAを何百人か調査をすることによって、おおよそ平均的な日本人特有のDNAがわかってくる。そうすると、日本人のルーツは大陸からのルーツなのか、それとも南の島なのかとか、そういったことが分かってくる。私の記憶では、だいぶ昔にやっていたテレビ番組では、南の島からのDNAもあるということで、大陸説は否定されつつあるのではないかということを言っていた。
誰か正確に知っている人がいればご教示いただきたい。