愛猫が、お空に帰って行った。
17歳だった。
意識がなくなって36時間ほど、
静かに灯が消えるように息を引き取った。
腎臓の数値は悪くないからと
1ヶ月ほど、点滴に通い介護生活。
一度は少し食欲も戻ってきて
回復するかと思えたこともあった。
娘たちが来てくれて、
昔の写真を見ながら話していたら、
こんなに元気だったなと、いろいろ思い出された。
しあわせに暮らしてたよねと感じる。
娘たちも帰って行って、思った。
私は家にいる一人時間が好きだと思ってたけど、
いつもそばにこの子がいてくれたなと。
娘たちが巣立って行った時も、
私が引っ越した時も、
17年間いつも一緒にいてくれた。
これまでに感じたことのない寂しさの中にいる。
時間とともにゆっくりと癒えていくまで、
この感覚もまた抱きしめていよう。
この写真は8歳ぐらい。
小柄だけど、耳が大きくて手足の長い子だったな。
1月29日夕方に旅立っていった。
くたっとして意識がなかった36時間、
心を静かにしていくために
残してくれた時間だった。
息してるのかな・・・
長女と一緒に、
何度も様子を見ていた。
微かな息が、静かに消えていった。
立春前の、この数日でお別れをして、
新しい扉を開こうとしているのを感じる。
部屋の空気は澄んでいる。
いつもこの子は、
私の節目にともにいて
そばで見守ってくれていた。
何も言わず、
ただそばにいてくれるのは、
今も変わらないのかもしれない。



