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京都市の北側には鞍馬山があります。
そこには、「尊天」と呼ばれる御本尊が
祀られているそうです。
この尊天は、毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の
三身一体のお姿のことを表しています。

この尊天には、いくつかの呼称があり、
「サーナート・クラマ」と呼ばれることもあります。
日本語の発音ではないので、聞き慣れません。

クラマとうのは、
鞍馬という言葉を表しているように思えます。
元々、「クマーラ」という言葉が転化したのではないのか、
と言われています。

クマーラと言うのは、
サンスクリット語（古代のインド語）で、
「童子」の意味だそうです。

ヒンドゥー教の文献には、
ブラフマーの４人の息子の内の一人が
サナトとあります。

ですので、
サナト・クラマは、サナトという童子、
資料によっては、王子という意味だそうです。
「サナト王子」みたいな感じ。

また、父の願いに反して
生涯独身の誓い（ブラフマチャーリャ）を
立てたとあります。

さらに、小さな童子の姿をしており、
宇宙を放浪している。
そして、ヒンドゥー教の神様である
クリシュナとヴィシュヌの崇拝に
大きく関連しているそうです。

チャトゥルサナ（Catursana）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%83%8A

ここまで来ると、
なんお話が分かりませんが、
なぜ、鞍馬寺のご本尊に
その様な名前が関連付けられたのか、
気になりますね。

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鞍馬山とサーナート・クラマについて調べてみた