宗教から見る日本人の仕事観。

西洋式のビジネスと

日本式の仕事の違いは!?

仕事観の違いは、

宗教観の違いから見てみると、

わかりやすいものになります。

 

 

昔は、、というか、

いつぐらい昔なのかと言われると

難しいのですが、

”仕事”と”稼ぎ”を分けて考えた

ということを聞いたことがあります。

仕事というのは、

地域や自分が所属する

コミュニティのために行うものでした。

今で言うと、自治会長さんのような

役割がわかりやすいかもしれません。

また、稼ぎと言うのは、

藁を編んで、草鞋や靴を作ったりして

日銭を稼いでいた。のようなニュアンスだそうです。

 

 

そう言った土台というのは、

会社や社会という言葉にも現れています。

二つとも、社という感じが入っています。

村の神社があるようなところで集まって、

まつりごとと一緒に、

地域に関することを決めていました。

神事を執り行い、

神様の機嫌を伺いながら、

地域のことを決定していました。

ある程度の曖昧さもそこには含まれています。

 

 

キリスト教などでは、

神様が啓示を行い、

その御心を示し現します。

神と人間は契約しているので、

その啓示は一方通行です。

ある種の絶対的なものなので、

それを否定することはできません。

神様とは、そういう主従関係が明確です。

 

 

そんな影響を受けてか、

どうかはわかりませんが、

契約というものは絶対であり、

重大な判断基準となるものです。

ビジネスにおいても、

法令遵守という言葉は、

この影響を強く受けていると思います。

 

 

忖度や斟酌みたいな言葉は、

私たちの感覚と比べると、

あまり受け入れられないような気がします。

海外の人は、物事をはっきりさせるというのは、

お国柄もあります。

それは、大陸間で争いも多く、

互いの権利をはっきりさせ、

主張しなければいけない時が多かったのかもしれません。

また、そういう世間の情勢を受けて、

宗教が発達して言った可能性もあります。

どちらが先なのかは、はっきりしませんが、

 

 

宗教はその国の文化を色濃く受けて

人々と共に、受け継がれています。

ビジネスという言葉は、

横文字で、外国文化の影響を受けています。

ビジネスに関する多くの基準は、

西洋的なものが強いのかもしれません。

また、逆輸入されて、日本語が、

英語になったものもあります。

その違いを見てみると、面白いです。