・日本人の宗教観や信仰について

宗教に対する考え方が、

仕事やビジネスに与える影響は、

どのようなものがあるのか?

 

 

日本人の信仰の土台には、

八百万の神様への信仰があります。

そこに、海外から入ってきた宗教への信仰があります。

一方で、西洋などの信仰では、

愛と契約を大事にしている側面があります。

大陸で陸つなぎで様々な人種が暮らしている中で、

自分達の立ち位置を明確にすることができます。

 

 

八百万とは、数が多いことの例えです。

あらゆる自然のものや、

自然の現象に至るまで、

たくさんの神様がいて、

私たちをお守りしてくださっています。

たくさんいらっしゃるので、

融通を効かせないといけない場面もあります。

 

 

西洋では、神様との契約を大切にします。

ですので、きちんとしたルールがあり、

それに違反するものには、罰則があります。

イエスとノーがはっきりとしています。

 

 

日本の神様は、色んな人にお伺いをたてて、

物事を決定することがあります。

古事記や日本書紀においても、

何か決め事をする時には、

他の神様に聞きに行ったりすることが多いです。

話し合いを続ながら、

何度も行き来して決まることもあります。

 

 

西洋の聖書などでは、

守らななければいけない

ルールが厳格に決まっているので、

それに違反していればアウトです。

意思決定の際は、

そのルールに準じているがどうかが

第一に優先されます。

契約以外のことはしません。

 

 

日本の会議と西洋の会議との違いにも

信仰の違いが現れているような気がします。

ビジネスと日本の商いの違いにも通じていると思います。