最近では、自粛期間も長引いており、

テレワークなどオンライン

での付き合いが増えました。

そして、普段、付き合いのなかった人と

出会って仕事をしたり、

話をしたりする機会も増えました。

 

以前よりも、

自分とは異なった場所や

考え方などをする人とお付き合いする

ことも増えてきています。

 

そんな中で、

これからの生活、

特に人間関係において、

どんな人とと付き合うかが

大切になってきます。

 

 

中国の古典である「論語」の中に、

こんな言葉があります。

 

「巧言令色(こうげんれいしょく)

鮮(すく)なし仁(じん)」

 

この言葉は、

聞こえの良い言葉やたくみな言葉を

並べて、飾り立てているものほど、

信用できる人は少ない。

と言った意味になります。

 

 

人は嘘を言ったり、

言い訳を言ったりする時に、

どうしても、

口数が多くなったり、

都合の良いことを言ってしまいがちです。

 

ですので、

口先だけ上手なことを

言っている人を信用してはいけないと

忠告しています。

 

 

また、一方で、

どんな人が信用でき、

仁徳がある人かというと、

 

 

「剛毅朴訥(ごうきぼくとつ)

仁(じん)に近し」

と仰っています。

 

 

こちらは、

ものごとにあまり動じることがなく、

どっしりと構えており、

自分の意思をしっかりと持っており、

必要以上に飾り気のない人。

の様な意味です。

 

 

今の世の中は、

様々な情報や意見・言葉が

飛び交っています。

情報発信も

簡単な時代になりました。

 

 

自分の扱う言葉には

気を付けたいものです。