ヘリコイド付のマウントアダプターの検証です。
このマウントアダプターは、寄れるのがウリですので、実際どれくらい違いがあるのかみてみます。
そこそも、寄れないレンズは意外と多いです。古い国産の一眼レフ用のモノや、ライカのMマウントレンズがその代表選手ですね。
ワタシが購入したのは、ライカMマウントレンズをニコンZマウントカメラに装着するアダプターです。このアダプターに更にマウントアダプターを装着する事で様々なマウントのレンズを使えるようになります。
画像のマウントアダプターの黒い部分を回すと前後に繰り出してきます。トルクが若干軽い気がしますが、まぁこんなものなのでしょう。
まずは現代のミラーレスカメラのレンズがどれだけ寄れるか確認します。
左側2枚は、Z 40mm F2 (SE)で、右側2枚はZ MC 50mm F2.8 マクロレンズです。いずれも、上が撮影に使用したレンズ、下がそのレンズでギリギリまで寄って撮った写真です。Z40mmは現代のレンズだけあって、最短撮影距離は29cmなのですが若干広角気味なのであまり寄れない印象ですね。マクロレンズはさすがに寄れますね。
ここからの画像は、全て上段左側は撮影に使用したレンズ、上段右側はそれをニコンZfにつけたところ、下段左側は最短撮影距離で撮影した画像、下段右側は今回のヘリコイド付マウントアダプターのヘリコイドを目一杯繰り出した状態で寄れる所まで寄って撮影した画像です。
各レンズ名の右側に記載しているのは、各レンズの最短撮影距離です。
Nikon Auto 5cm F2 0.6m
Nikon Auto 50mm F1.4 0.6m
Nikon Ai 50mm F1.8S 0.45m
Nikon Ai 50mm F1.4S 0.45m
Nikon Ai 50mm F1.2S 0.5m
Nikon Ai Micro 55mm F2.8S 0.25m
Nikon Ai AF 50mm F1.4D 0.45m
Canon New FD 50mm F1.4 0.45m
LEICA Summicron 50mm F2 0.7m
Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 0.35m
Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm F1.8 0.35m
INDUSTAR 50mm F3.5 0.65m
MINOLTA MC 50mm F1.7 0.5m
MINOLTA New MD 50mm F1.7 0.45m
いかがでしょう?ワタシ的には十分アリかなと思います。
最後に、メーカーの販売サイトのリンクを貼っておきます。
https://www.stkb.jp/smartphone/detail.html?id=000000001263&category_code=ct6&sort=recommend&page=1