目に映る全て それだけが全てではない
内に秘めたるモノの方が 大切であり芯であり真に近い

目に見える全てのモノを破壊せよ
内に秘めたる全てのモノを創造せよ

それが全て
それに勝るものはない
舞い散る桜の並木道
瞼の裏には あの日の影が

遠い春 共に歩いた並木道
辺りはすっかり変わってしまったけど
瞳を閉じれば あの日の風 あの日の匂い
何も変わらない 僕だけの想い出

想い出はいつも綺麗に輝いて
でも時に切なく 時に虚しく
僕の胸を締め付ける
寒い 寒い 冬の朝
君の姿が見当たらない

どれだけ探しても あるのは君の温もりだけ
君がいない寂しさと 冬の朝の静けさが
僕の心を支配する

ずっと待っている 君の帰りを
きっと帰ってくる いつもの笑顔と一緒に

僕だけの君の帰る場所は
ココにしかないんだから。