uncertain promise

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ブログタイトル変えました(旧:きっと道は拓ける。)



稚拙な『詩もどき』ばかりですが、短文でも感想等コメントいただけると嬉しいです。


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REALIZE

中途半端な気温の真夜中
思い出したように携帯が鳴る
震える鈍い音 鋭い光
いま見た夢とはあまりにも掛け離れていて

真っ暗な部屋
顔のない光に照らされて私が浮き上がる

小さな夢だった
でも 望みすぎだった
「強くならなくちゃ」
そう言って 自ら灯りを消した


中途半端な気温の真夜中
思い出したように手帳を見る
めくるその手 闇に閉ざして
過去の記憶は皮肉のように繰り返して

上弦の月
滲まない光に照らされて私が浮き上がる

なんでもなかった
いま 現実になった
「そういうことなんだ」
そう言って 自らを嘲笑った

私はまた歩き出す
振り返ったっていい 選択肢は他にない

掴めぬ憧れ

憧れは希望

掴めぬ背中を追って
僕は旅をしてきた

錆び付いた剣に
口付けをして


未だ掴めぬ背中は
勢いを増して
視界の隅、点と化した

気付くのが遅かったのだ
掴めぬ背中は、
追える背中だったのだと


掴めぬ背中の残した羽根
僕のもとに舞い落ちた
たったひとつの白い影

追わぬ体を背負いて
僕は白黒の教室に居た

僕には

嗚呼

いつもながらに自由などない
選択権などない

重い躰を引き摺るように
空気を裂いて動かずに居る


叶わぬ恋を抱きつつ
他人の苦心を勝手に映し

暗闇に身悶えする


僕は馬鹿、か
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