きっと ボクは。 -2ページ目

きっと ボクは。

ブログの説明を入力します。




ヒグラシよ 大気に水を呼び醒ます

不思議はない 月も湖面にのぼるものを






🌲🌲🌲🌲 🌲🌲🌲🌲 🌲🌲🌲🌲 🌲🌲🌲🌲





詩は
現実から 或いは虚構からも
迫害されたなにものか であり

詩 人 は
謙虚に
従順なふりが従順であるとされる世界で
ただ 微笑むか 黙っている

詩 人 が
立っている
それを見るのは 詩人であり
その視力はひそか 視線はひそやか
互いをみる 天使の霊感の
ような はかなさ

それは
生きている亡霊
魂の亡命であり

詩は だれでも受け入れる歓迎の顔をしながら
ひとを選ぶ 娼婦の顔の神
聖マリアと Κένταυρος 
詩に 受け入れられたか そうでないかを
知るのは そのひとの良心だけである

これはすべて
Μοῦσᾰの語ったこと である




🌲🌲🌲🌲 🌲🌲🌲🌲 🌲🌲🌲🌲 🌲🌲🌲🌲




評価 人やものにかける呪い
賞   人類たちの自画自賛
価値 ただ嵌めるときの音にすぎない
無価値 うつくしき聖域 これからも前人未到の
 あるいは廃墟のかぎりなき自由(このよひ[宵・酔い]にみす[見捨・身棄]てられたるうつくしさながきめぐりになかりせばとて)
水  日常(ひごろ)ひとそれを見ず知らず
太陽(ひ) 輝きを見る 空 大海原に
上と下 人生を縛る 飢えと舌と
平衡 つよく語られると閉口す
あなた こなたに来てほしくなく
わたし ものもの ひととひとの 関係を 
つなぎ渡し
空(から) 殻のなかに残る
死ぬ 本当の主体(ぬし)の目覚め
他人の癖 (自分は)他人のくせに
気に掛かる




🌲🌲🌲🌲 🌲🌲🌲🌲 🌲🌲🌲🌲 🌲🌲🌲🌲




この宵に身棄つる人のうつくしき
燐寸の影に
梨は匂えり








この宵に 身棄つる人よ
うつくしき 燐寸の影に
梨は耀ふ








この宵に 身棄つる人よ
うつくしき 燐寸の影に
梨の耀ふ







微睡みを呼ぶ一粒の白き Piazzolla の四季 めぐる夜かな

微睡みを呼ぶ一粒の白し Piazzolla の四季 めぐる夜のあり