一時期、アニメなどで覚醒って言葉が流行りました。
何か、閃いたり、斬新なアイディアを提示したり、思わぬ成果を出してしまった時に、周囲から「あっ、覚醒した!」と表現していました。
脳の覚醒というと何か、スピリチュアルな世界に飛んでしまうようなイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれません。今までとは違った自分に生まれ変わるような状態を表現する際に、使われていたかもしれません。天から何かが、降臨する・・・。
脳科学において脳の覚醒はもっと現実的です。連続性で捉え各レベルでの状態を知ることで問題が起きていないか、あるいは、解決すべき課題は何か、特定する指標として活用しています。
覚醒は連続性とお伝えしましたが、睡眠、退屈、中程度の注意、最適レベル、ストレス、不安、パニックと覚醒レベルが高くなるにしたがって、パフォーマンスカーブを描きます。覚醒が低すぎても高すぎても、仕事や生活で最適な対処ができなくなるので、状況に応じて柔軟に覚醒レベルを維持できることが大切です。覚醒というとゼロ―イチで、オンかオフというイメージがありますが、連続性なのです。
あなたの覚醒レベルはどのような状態ですか。
その状態は課題に適合していますか。
重要なことは、課題の特性と脳の覚醒レベルがFITしているかどうかです。
例えば、複雑で判断の難しい課題を経営者が判断、決断する場合、どちらかというと覚醒のピークから手前の中程度の注意が保てる覚醒レベルが適合しています。余り覚醒し過ぎていると感情に流されたり浅はかな判断をしてしまったりするので、期待する成果が得られなかったりします。
反対に単純作業ではあるけれどもとても高い集中力が必要な、例えば大工の棟梁がくぎを短時間で数多く打ち付けなければならない場合、中程度の覚醒レベルでは打ち損じたり怪我をしてしまいますので高い覚醒レベルで挑むことが求められます。
覚醒レベルを知る手がかりは、どのようなものがあるのでしょうか。
アンケート、インタビュー、反応、反射によってある程度覚醒レベルは予想できます。
しかし、EEG(脳波)の状態を知ることが最も有効です。まさに、現状の覚醒レベルを把握することが可能です。現状を把握することができれば、改善の道筋が明確になります。
ニューロコーチング®では、脳のコンディションの状態をニューロフィードバック・セッションにより測定しトレーニングで調整します。
成功脳と幸福脳を勝ち取ることによって、自己実現のゴールとストーリー設計を行い、積極的に行動がとれるようにリードします。
脳のコンディショニングと脳の活動サイクルに基づいたコーチングにより、なりたい自分、達成したいゴールを桁違いの成果として獲得することが可能なのです。