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アンチでも信者でもない某大手MLM会員が語るネットワークビジネスのこと

某大手MLM社(ア○ウェイ)の幽霊会員です。

元々少しネットワークビジネスでビジネス活動していましたが今は違うビジネスを行っています。

自身の経験から、ネットワークビジネスについて様々な見解や考察を書いてみます。

ネットワークビジネスをしない理由として、

《友達を無くすから》

というのがあるが、果たしてこれは本当だろうか?

私の経験を元にお話する。

まず結論を言えば、イエスである。

理由は4つある。

1と2は、友人から距離を置かれる場合で、3と4は自分から友人に距離を置く場合と言える。



1 ネットワークビジネスのイメージが悪すぎる

実際世間的には、ネットワークビジネスのイメージは悪い。

そうすると、勧誘してくる人のイメージも悪くなり、自然と距離を置きたくなるのが人の心だろう。

ネットワークビジネスへ誘われた側は、よっぽどの理解がない限り、ネズミ講か悪徳宗教に誘われたくらいの気持ちでいる。

ネットワークビジネスのイメージが悪い限りこれは避け難い。



2 勧誘についての悪い噂が広がる

ネットワークビジネスを始めると、必ずと言っていいほど、会社や友人間で悪い噂が広まる。

「あいつネズミ講始めたらしくってこの前ついに勧誘されちゃったよ」

「お前も連絡来たら無視した方がいいよネズミ講勧誘されるから」

「経理部の○○さんって、同僚にネットワークビジネスの勧誘してるらしいよ」

など、会社の飲み会や同窓会、友達同士の飲み会などで、ネットワークビジネスをやっている人は良い話のネタになり、悪い噂が広がりやすい。

直接勧誘したことのない友人からも距離を置かれることが多い。



3 元々の友人と価値観が合わなくなる

ネットワークビジネスをやる場合、その人は大抵はネットワークビジネス成功者に影響を受ける。

年間で数千万の不労所得がある人とか、世界中旅行してる人とか、高級車乗り回してる人とか、そんな人が近くにいるから影響を受ける。

そうすると、ちょっと価値観が変わり、(自分は全く成功してないにも関わらず)友達が普通のサラリーマンとかだとショボく見えてしまう。

そうすると、多少上から目線で話したり、偉そうになったりしてしまう。

「俺はいろんな世界知ってるぜ」って気分になってしまう。

こういった価値観のすれ違いが、結果として前々からの友達と疎遠になる原因になる。

「俺は成功するんだ!意識の低いやつとは友達でいても意味がない!」

といった意識が生まれ、価値観の合わない友人とは距離を置いてしまうのだ。

価値観の変化の善悪は置いといて、必ずこれは生じると思う。



3 ビジネス優先で時間を使うようになる

ネットワークビジネスのビジネス活動は多くの場合、勤務後の空き時間とか、土日とかを使って行われる。

人に会ったり、商品のデモンストレーションを覚えたり、セミナーに行ったりしたいといけない。

そうすると、会社の飲み会や友人と遊ぶ時間、趣味の時間などの時間は削らないといけなくなる。

特に、一度誘って断られた友人や、ネットワークビジネスに全く興味のない友人などは、時間を使う優先順位が低くなる。

結果として友人と疎遠になってしまう。



「ネットワークビジネスで友達がいなくなる」と言われているのは、主に以上の4つによると思われる。

また上記のことは、ネットワークビジネス活をすれば、程度の差はあれ必ず経験する。



ただ、ビジネス活動している人がよっぽど人格のできた人であれば、例外かもしれない。

またネットワークビジネスつながりで新たな友人ができるのも事実である。

しかし個人的な考えとしては、ビジネスのリスクの1つに「友達を無くす」というのがあること自体、ちょっと疑問に思たりもするのだが。。。