今回は、独占取材からわかった「広告仲介業者の驚愕の手数料！」をもとに、どうすれば未然に防ぐことが出来るのか、知識武装をしていきたいと思います。

基本対策▶手口を理解しよう

手口を見極めることにより、作業料金は大幅に抑えることが出来ます。

どのような業種でも広告業者が仲介に入ることは珍しくありませんが、鍵屋さんの業界は、仲介業者の取り分は40％以上と、にわかに信じられないような手数料が要求されるようです。

本来鍵屋さんは、鍵の取り扱いのプロであって、ホームページ作製や広告営業活動など専門外となる技術職人です。そのため宣伝広告が強い仲介業者に足元を見るような対応を受けています。そしてこの手数料はそのまま、お客様に対する作業料金にのしかかっています。

例えば、自社で直接受けると料金が8,000円で済む作業があったとします。もしこれが仲介業者経由となると、40％手数料を支払わないといけないので、14,000円近い料金を請求する必要があります。直接地元の業者を選べば8,000円、全国共通フリーダイヤルの実態の無い仲介業者を通すと14,000円、結局来る業者は同じなのですが、さて貴方はどちらを選びますか・・？

仲介業者の特徴を把握しておこう！

仲介業者の多くは、インターネット検索で上位表示（広告欄）します。芸能人を利用した華やかなホームページとなっていたり、全国対応と表記したうえで、どの都道府県からも共通のフリーダイヤルの番号が一つだけ記載されています。確かに自社運営で全国規模の店が無いわけではありませんが、鍵屋選びは住所が分かっている地元の業者に絞ったほうが良いでしょう。（水道・害虫駆除業者も同じです。）ホームページは華やかで、いかにもすぐ到着するような雰囲気がでていますが、ご近所にその名前の鍵屋さんって存在してますか？どこから来るのか住所を確認しMAPで確認するとわかるかも知れませんね。

仲介業者の多くは、ホームページからの集客だけを行い実際の作業は地元の鍵屋さん（加盟店）に丸投げします。ほとんどの仲介業者では同一エリアに複数の業者を登録しており、依頼内容によって使い分けをしています。作業を完了してお客さまから料金を頂く通常の鍵屋さんと違い、仲介をして鍵屋さんから料金をいただくため、不自然な応対がたくさんあります。

受付の対応にも特徴があります！

仲介業者の受付担当の仕事は、お客さまのトラブル内容を聞き出したいのではなく、向かってくれる鍵屋さんを探すことです。知りたいのは鍵の事ではなく、どの業者に頼むべきなのか、依頼場所や依頼時間、対応してくれる業者がいるのかが一番気になっています。出たオペレーターに鍵のことを説明しても分かりませんし、内容はどうでも良いので、とにかく折返しの電話にさせてもらい作業員を向かわせて下さい・・・が本音です。鍵の知識が極端に無い担当者だった場合、仲介業者の可能性が高いです。

けれども、仲介業者の見極めは難しい

仲介業者の多くは全国対応を謳っていますが、必ずしも全国対応だからといって仲介業者とは言い切れません。実際に大手チェーン店も存在しますし、今回取材を請けていただいたクラシトキーさんのように鍵屋さんのグループもあります。いずれも仲介業者とは異なりますし、地元の鍵屋さんでも規模の大きな会社はあります。そのため決めつけはせずに複合的に判断が必要となります。どこから来るのか？その場所をMAPで確認すると何があるのか？が重要です。

まとめ

仲介業者とぼったくり業者は似て非なるものかもしれませんが、どちらもお客さまにとって利益はありません。本サイトでは何度も言いますが、鍵屋は地元の鍵屋が一番安心です。ホームページは大した事ないかもしれません！広告活動や営業活動は下手くそかもしれません！けれど実際に作業しに来るのは地元の鍵屋さんです。仲介業者と疑えたら検索しなおして、地元の鍵屋さんに直接依頼して下さい。直接頼むところがあるにも関わらず、無駄に上乗せ料金が発生するような頼み方をしないようにしましょう。

おすすめの鍵屋

鍵屋を探す時の大原則は、「地元の鍵屋」です！全国共通ダイヤルのある鍵屋にかけても実際に来るのはそこから依頼を受けた「地元の鍵屋」です。無駄に仲介料が上乗せされるだけなのでメリットは全くありません。依頼する場合は、「お客様の地元の鍵屋」に直接連絡しましょう。

鍵屋クラシトキーは一つの大きな鍵屋ではなく、各都道府県の代表とも言える鍵のエキスパート集団が大きなグループを組んでいます。それぞれのエリアで適切な鍵屋さんが登録しています。※都道府県によっては、力のある鍵屋さんでも登録出来ていないケースもあります。

ぼったくり業者は本当に悪質

「ボッタクリ業者　鍵」といった感じでインターネット検索されるかも知れませんが、正直あまり意味がありません。「ぼったくり業者」は壮大な広告費を持っており、「ぼったくり業者がボッタクリ業者に気をつけよう」と平気で記事を作っています。何が本当で何が嘘なのかが分からない世界です。「鍵消費者センター」や「鍵国民生活センター」などで検索されたほうが、事例付きで有益な情報にたどりつけると思います。例えば以下のような記事を見つけた場合は、少しでも被害を抑えるために拡散をお願いします。

消費者庁が注意喚起しています！

消費者庁は、「鍵のレンジャー」、「鍵のレスキュー」、「鍵の出張24時間センター」、「鍵の110番24時間」、「鍵のラッキーセブン」、「カギの24時間救急車」、「カギの110番」、「鍵の110番救急車」と称して行われる鍵の開錠・修理等に関する役務の取引に関する注意喚起を行いました。2022/02/25付け　https://www.caa.go.jp/notice/entry/027673/

消費者安全法第38条第1項の規定に基づき、消費者被害の発生又は拡大の防止に資する情報を公表し、消費者の皆様に注意を呼びかけます。

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