こんなことを言っては
不謹慎かもしれないが、
私は小6くらいから、
夭折の天才に
一種の憧れを覚えてしまう。
その儚さ
美しさ
潔さ
生涯独身でいようと思うのは
そういう意味もある。
いつどうなるかわからないという
人間の刹那。
誰しも抱えていると思うが
わたしは不安定で
切なく
風に吹かれて
どこかにいってしまいそうな
そんな人生でいたい
もし居なくなるとしたら、
風のように軽く
いなくなりたいのだ。
家庭を築けば
そんな軽い生き方はできない気がする。
良い歳して
無責任な人間だと言われるかもしれないが
私は私の今の身軽な生き方で
満足なのである。
人様に迷惑かけるわけじゃないのだから。
良い意味でも
悪い意味でも
人の心に一切遺恨を残さず
風のように
吹かれて
居なくなりたい。