いつも楽しみに読ませていただいているまみこさんのブログです。
最先端の心臓手術決行英断のお蔭で、すっかり健康を取り戻し、元気になったラブ君
夕べの記事が、その元気いっぱいラブ君の「プチ脱走」告白の日記でした。
犬と暮らしてる皆さんなら一度はこんな経験があるんじゃないかなぁと思いながら読んでたら我が家の全盛期に起きた、やはり脱走事件を思い出して、これはちょっとした我が家の事件簿だったので、ココログから引っ張ってきて要所のみをUPしてみることにしました。
楽しく読んでくださるもいらっしゃるかも
本当は(1)巻から(4)巻で完結なのですが、ちょっとアメに載せるには長すぎるような気がして、チョチョっとつまみ読みしたい方用に大幅に縮め、編集し直しました。
大分縮めちゃうので文脈や繋がり方などが不自然な箇所があるかもですが、そこはひとつ大目に見てチョレイ
では始まり始まり~
これは2007.3.28、まだこぶさらの心臓病が判明する前の、こぶ家恒例の春の強化合宿です。行き先は信州蓼科の温泉旅館さん「親湯」さんです。
これは中央道の車中からの景色ですが、当日は非常に良い天気でしたので、富士山がきれいに見えてます。
そして同じく車内から見た八ヶ岳連峰。
本当はもっと横に8つの山が連なっています。
中央高速「釈迦堂S.A」でランチです。事前ミランダ調べによればかなりの評判のラーメンがあるというので、私は「釈迦堂ラーメン」。相方は「釈迦堂スペシャル」です。犬連れに安心な外野席
自宅から3時間で蓼科湖に到着です。
そう、怪しげな薄笑いを浮かべるこの男がこのあと巻き起こす大ハプニングを、この時点で誰が予想できたでしょうか…。
ママ、さら何かが起こりそうな予感がするの
さて夜の6時、これからお夕食をお部屋にお持ちしますという電話があり、間もなく仲居さんがワゴンでゴロゴロと私たちの部屋に食事を運んできました。
年の頃50代後半ほどのこの仲居さんは、物腰や接客などから、かなりベテランとみました。
今まで私達は、部屋食でお部屋に係りの方がみえる時にはリードで椅子の足などに結んでおくか抱っこをしていたのですが、その日に限って変な気をきかせたミランダは、仲居さんが仕事がしやすいようにと、ドアストッパーをドアの下に差し込もうとしたのです。
私はドアストッパーをサッとドア下に入れたら部屋の中にすぐに戻り、こぶさらを一時的に繋ぐつもりでいました。ハーネスだけは着用した状態です。
ところがそのストッパーが何だかおかしなことに、コロコロと転がって全然思うようにうまくはまってくれないのです。
そして皮肉なことに、そのタイミングに相方が襖をサッと開けてしまいました。大きく開いたドアを押さえてかがんだ私の腕に触った何やら毛むくじゃらの感触…それは本当に一瞬のことでした。
こぶ丸が廊下に走り出てアレヨアレヨという間にエレベーターホールへと爆走し、ちょうど運よく(運悪くか…)ドアの開いたエレベーターに飛び乗ったのです。
(矢印方向がエレベーターです)(←あっ、もちろんその騒動の最中は撮影なんてしていません。これは後から撮ったものですよ)
どうやら、エレベーターには若い男女のカップルが乗っていたらしく、追いかけるこちらにも聞こえるほどびっくりした若い女性の大きな声で
「ワァーー!どうしたの!?これ、チワワだよー!!」なんて言っています。
ホールまで追いつくと私は
「アーーーー!!すみません!!エレベーター行かないでーー!!」と叫んでいました。
そしてこぶを無事つかまえることができたのです。