さらが旅立ってから23日経過しました。もう2月も終わろうとしてるんだなぁ。全然感覚がないままこの日まできました。

悲しみが癒えていくということがないです。

っていうか、日が経つにつれて本当にいなくなったことが思い知らされて…。

廊下からバスルームに続くドアの下にスリットが入ってて、私がお風呂から出ると、よくさらは寒い廊下でジッっと待っててくれました。

それで、その様子がドアのスリットから、白いボーーっとした影が見えてそのたびにすごくうれしかったのを思い出します。

でも、今はいない。

死んじゃった日から大声で泣いたことがありません。幼少期からの私の癖です。

母曰く「TVで悲しいドラマを見てもその時は全然普通の顔をしてて、ちょっと経ってから貴女の部屋に行ってみると、よく泣いてたりした」って。

私って、とりあえず外の人に対して平静な状態を取り繕ってしまう癖があって、いくら悲しくても自動平静心スイッチが作動してしまうんですね。それであとからメンタル不安定、危機状態になる、いつものパターンです。

悲しむ時は思いっきり悲しんだり泣いたりできればいいんですけど。

 

毎日情緒不安定でちょっとマズいです。運転しててもちょっと道が悪くてガタンと揺れるだけで涙がバーーーと溢れてきて一回涙が出始めるとそれからどんどん止まらなくなり運転が怖い状態になります。

 

 

そんな中、今更ですが、お世話になった病院へご挨拶に行ってきました。

実はもう2回駐車場までは行ったのだけど、駐車場でなぜか一人号泣になってしまって入口まで至らず…。

担当医のH先生は山口百恵似のすごいカッコイイ女医さん(副院長)です。獣医さんというより、パリの雑誌の編集長?的な。

女性ということで、さらのことでは精神的にもすごく依存してしまってたところもあったかなぁ。

私より年下と思うけど、私がちょっと言うとすべてを理解してくれるような、まるで自分専属霊能者のような存在でした。

 

普通にキチンとお礼が言えるようになるまでもうちょっと待ってようと思って今日まできてしまったけど、フと「お菓子の賞味期限があるんじゃ?」と気づき、行ってきましたよ…。診察時間にお邪魔しちゃったけど。診察室に通してくださいました。

結果…号泣…。もう最初から涙涙で、お礼は言えたと思うけど、一体何しに行ったのやら。韓国?の葬式に「泣きやさん」みたいな人がいるって聞いたことあるけど、まるでその泣きやさんのようでした。

 

その大病院から独立してご自分のクリニックを立ち上げたS先生(男性)に後半は診ていただいてて、(薬での治療期間はS先生の元に通ってたけど、緊急となったら5分で行けるH先生にお願いできるように診療データが二か所にありました)そこへの挨拶にも行くのだけど、これは東名高速に乗っていくので駐車場で号泣になっても安々と引き返す訳にもいかず、これには困ったなと思います。

でも、お菓子の賞味期限が気になってそうそう悠長にもしてられない…。

 

明日は可愛いちこちゃんがお空へ行く日です。

いつもブログでちこちゃんを拝見しては可愛いなぁってあの、白くて丸いおつむを見ていました。

ちこちゃんまで…と思うと本当にせつなくてやるせなくて本当にやりきれないです。

それにちこちゃんのお母さんのことを思うともう「つらい」の一言です。

 

 

心臓病のバカ野郎!!!!