どこまで失敗してもらうか | フィリピンで働くシリアル・アントレプレナーの日記

どこまで失敗してもらうか

スタッフのやっている仕事に口を出す時に
どこまで口を出すかが難しい。

あんまり言い過ぎても、
萎縮しちゃうし
「んじゃぁ最初からやり方を示してよ」 という反応に示されかねないし、
そもそも「失敗から学ぶ」という最も効率の良い方法がとれない。

ただし、Death march、「失敗に向かって突き進んでいるよなぁ」というときもあり、
そういうときは口を出したい。
とくに、
「これはこの人のかけてきた数十時間が無駄になるだけじゃなくって、
周りに被害が甚大に及ぶよなぁ」
というときとか。

だから心がけているのは、
・小さな失敗は止めない。失敗して学んでもらう。時間が少々かかってもよい。
・大きな失敗をしそうだったら、質問する。 「xxxの場合について、これはどう想定しているの?」 または、一段より大きなフレームワークを示す。 「そもそもxxxから考えてみるべきじゃない?」 まともな答えが向こうからかえってくるまであきらめない。
・なるべく、 「こうやればいいんだ」 的な教え方をしない。 

以上を心がけてい入るが、まぁなかなかこうもいかないときも多い。
英語で連絡が来たのを、数秒で理解して数秒で返す 、ということを繰り返しているわけなので。
以前よりもフィードバックはうまくなってきたとは思うが、まだまだだと思う。