本帰国しました。 | 心のコンパスがさししめす まだ知らないどこかへ                 ~2度目の帯同はUSAからスライド ハードな国へ~

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旅の計画も旅も好き♪地のものを食べ歩くのも大好き♪
非日常のモノ・コト・体験&経験をしつつも
『懐に優しく上質でリュクスな旅』実現のため知恵を絞る日々と旅の記憶を気ままに綴る私の軌跡!

HGVCとJGCにSFC,時にはFクラス・LCCも活用しメリハリ旅を目指してます!

 

ちょうどひと月前に辞令がでました。
それも、その時はGW明けを目処に戻れ!って。

 

 

日々を過ごしたリビング

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いつも突然無謀な事ばかり言う方だけれど、たった2週間ほどで海外から引っ越し?

そりゃぁ、無理でしょう?

ご自身も駐在されてた経験がおありの方なのにどういう神経してるんだろう?と、耳を疑いました。


あれから1ヶ月。

瞬く間でした。

 

 

初めて訪れたブリュッセル空港にて

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辞令が出た頃、ヨーロッパはちょうど観光シーズンに入ったところ。

特にオランダ・ベルギーはお花の真っ盛り。

当然、エアはたった2日しか空きがないと言われ選択の余地なし!

Fで帰ろう!と言う目論見は打ち砕かれ、とにかく帰国することだけに注力せざるをえなくなりました。

 

引っ越し業者も混んでいて思うように予約も取れない(残業とか、しない人達なので、ねぇ)し、担当で来た人はあらゆることが酷くて、最終的には夫まで巻き込み本社からクレームを入れてもらって人を交代させないとままならないほど酷いレベルでストレス満載だったし。

 

とにかく、『なんでこんなにやることあるの?』というほど、やることが山積みの中、また仕事を増やしてくれるオランダ人達。

仕事で関わると屁理屈に言い訳が多くて権利の主張ばかりするから大変という事は頭では分かっていても、本当に大変で最後の最後までビックリの連続でした。


とても気を遣ったのはマロンが入国できない!と言う事態に陥らないため検疫手続き。

 

 

出国手続き中 搭乗は€300でした。

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オランダの病院と日蘭双方の検疫とのやり取りには相当時間も取られ、タイミング的にも遅過ぎて受け付けてもらえないかと思いました。

いろんな言い訳も使い泣き落としの頼み込みをしたことも。

 

 

成田の検疫にて。 不安顔ですが、無事到着出来ました~

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とうとう帰国前の買出しもほとんど行けないままの引越しとなりました。

近所の風景を撮影しておこうと思っていたけれどそれも中途半端で終わってしまったし。

今更ながらすごく心残り。。。

 

 

思い返すと、決まってからはものすごく忙しかった。。。

 

PC開けばメッセンジャ―で突然電話がかかってくる日々。

日本時間が動いている早朝に起きてまずリビングで仕事を始める夫をいつもジロリと睨んできたけれど、このひと月は夫婦揃ってまず朝いちばんにPCを開く!毎日。

日本の業者さんやらなんやらとの電話やメールなど事務連絡に追われ、日中は送別会、犬の病院、自分の通院、日常の家事、夜は手続きの資料作ったり荷物の仕分けや荷造り、住居の打ち合わせ、必要なものの手配や購入(日本の配送は日時指定したらきちんと来てくれて便利だなと実感)で、寝るのは連日2時3時を回る。

事情があってしっかり栄養摂らないといけない時期だったのに自然と体重が落ち。。。

いや、欧州食材で好きなものばかり食べ過ぎて相当太ったからまだまだ落ちていいぐらいなんだけど、今落ちるのは・・・って感じで不安いっぱいでした。

ほんとに帰れるのか?と、深夜ひとりになると凹んだり怒ったり愚痴ったり・・・。

そんな私に、経験豊富なオランダ歴長い友人や遠くアジアに住む友達がいろいろ助言してくれたおかげで、どうにかここまできたように思います。


荷物出しの日は終日雨の予報だったけれど天候にも恵まれたし、出発の日もお天気だったので犬のことで大変な思いをすることもなく。

 

 

毎日歩いたフラットのエントランス

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フラット 中庭から上を見上げたところ
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送迎でお願いしていたドライバーさん達は英語堪能なアントワープの方で、とても丁寧に対応してくださり疲れた中乗り込んでホッとした一瞬でした。

 

とにかく、なんとしてでも予定通りのフライトで出国しなくてはその後のスケジュールがギリギリで組んであるため全てがまわらない!

夫も飛行機に乗れればあとはどうにかなる!と、必死。


友達も忙しい間をぬって送別会、ランチ会、お茶会に癒しの外出などいろいろ企画してくれて、夫がほぼ不在(毎週のようにフランスとロンドン往復だから・・・)のひと月だったため、語学堪能なお友達は不動産会社との交渉に立ち会ってくれたり荷造りを手伝ってくれたり。

本当に至れりつくせりに助けてもらい、一緒の時間を過ごしました。

私はたった2年半の滞在だったけれど、その間にも帰国や転勤で仲良くしてくれた友達は去り、そして、新しい人たちも増え、入れ替わりの多い生活だったけれど、頼もしい友達に恵まれてここまでこれたことに感謝の念でいっぱいです。

思い返すと、来た当初はいろんなことがありました。
言葉の壁・文化の違い・習慣の違い・・・、全て違うんだ!と思ってきたものの、それでも苦しい時もあったし、帯同して来たことを後悔したこともあったけど、やっと、もうちょっといたかったな~、せめて夏を越すまで!などと思えるほど楽しめるようになり、好きじゃなかった欧州が去りがたいほど好きになったことにもまた、大きな感謝でいっぱいです。

戻ってきた先は東京。
いろいろあったけど、最終的には長年住み慣れた街に戻れる事になったので有難いことに帰国にあたっての不安はないですが、ゆっくりとした時間の流れの中での生活に慣れてしまってる上、自身の環境が大きく変わる予定なのでいちから築きあげなくてはならないところもあって戸惑いもあり、なんとかやっていくしかない!と思っているところ。

 

夫はと言うと、通勤先が変わってるので戸惑いも多いよう。

赴任時は仕事納めをしてから年末の赴任。

お正月休みもなく仕事をし、帰りは日本のGWも休めずにオランダの祝日も返上して最後の追い込みでハードな日々だったので休む間なく本帰国。

そしてそのまま今後の担当のハイシーズンに入るわけよね?

今までもそうだったけれど、いい加減腹立たしく思うことが多過ぎて『ここまで宮仕えして何の意味があるの?』と、喧嘩にもなったりしたけど、犬もスムーズに入国でき、どうにか家族揃って無事帰国出来ました。

 

帰国翌日から出社してしまった、相変わらずワーカーホリック気味な夫。

これからもきっと、まだまだこういう日々を続けていくのでしょう。

私は・・・怒るの辞めて生命保険の上乗せでも検討するかなー?

しっかり掛けとかないとね~

 

欧州と違って日本はどこのホテルでも犬と一緒と言うわけにはいかず・・・。

自分達の都合もあり、昨夜からお友達が始めたドックカフェ兼ホテルにマロンさんはお泊りさせてもらっています。

 

 

長時間フライトの後はさすがに不安顔

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出した荷物が届いたらまた怒涛の日々が始まりますが、ここ数日は手荷物で持ち帰ってきた荷物を少しずつ整理していかねば!

 

暫くは海外旅行もお腹いっぱいだろうな。

国内の近場(温泉とか行きたーい!)でゆっくりまったり楽しんでいけたら~と思っています。