今回の一時帰国は急な予定で犬をEU外へ連れ出せないため、12月にロンドンへ遊びに行って以来のペットホテルにお世話になりました。
今日はドコ行くの?
車に乗せて・・・君を預けに行くんだけどね
ペットの受け渡しは何と1日2時間のみ。
もうちょっと時間に猶予下さいよ!と言いたいところなんですがやむなし。
出発前日の土曜日(もちろん日曜日は受け渡しお休み)、霧が濃い中向かいました。
オランダ赴任後何度もお世話になっているこちらのペットホテル
その頃詳細は記事にしてなかったのだけれど・・・、
我が家は帯同後、動物病院を訪れた際にいくつか紹介して頂き、5,6か所見学しました。
こちらはいろいろなスタイルがあるようですが、個人宅に預けたりする方が多いと聞きました。
預けに行くのが遠く制約もあるので、我が家もあるツテを頼り近くでいちど利用したけれど・・・、2泊したら生まれて初めての咳を貰って帰ってきまして
速攻病院行き → 抗生物質処方
預けていたベッドも袋に入れたまま。
聞くと使ってもらえなかったようで、冷たいタイルの床にそのまま寝かされていたと知り
せめてブランケットくらい敷いてあげてくれたら・・・更に諸々文句まで言われまして
当然以後、2度と預けることはありません
シェルター併設のペットホテルもあって・・・、見学しましたが声がね、凄いんです。
慣れない場所で数日間過ごすのに、殆ど吠えない我が家のわんこ、辛い思いをしたワンちゃん達の怯えるような声を1日中聞きながら過ごすのは辛いだろうなと思って、見学した中では一番遠く我が家から1時間近くかかるものの、のどかな場所にあるシェルター併設ではないペットホテルに預けることにしました。
最近人事異動の季節だからでしょう。
よくご質問を頂くのですが、基本的な事は「DierenPension」でネット検索するとたくさん出てくると思います。
※個々のホテルでそれぞれにワクチンの条件などが違い、確認が必要です。
ホテルはこの道の脇、自然いっぱいの広大な敷地の中に建っていて、お部屋には犬用ベッドが用意してあります。
お部屋はみんな一緒!とか、皆個室!ではなく、相性が良いワンちゃん同士を同室にして寂しくないよう部屋割りしてくれます。
最初は心配で中まで見せてもらったことがありますが、お迎えの時とっても仲良く遊んでいた姿を見せてもらったし、今では預けに行くとお姉さんたちにも名前を憶えてもらっていてじゃれたりするので、2回目以降は安心して預けられるようになりました。
室内遊び場と砂場があるようで、日中はそこにサイズや相性を見て交代で出して遊ばせてくれるよう。
我が家はいつも専用のフードをお泊りする日数分持参して預けていますが、通常はフード込みでお世話して頂けます。
今回のマロンはいつものお姉さんに呼ばれても、『ボクは行かないよ!』と言う素振りで、遊びながらフロントで逃げ回っていましたが、首輪を付けられると大人しく二重扉の向こうの側へ。
行く時は相変わらずで一度も振り返ることなくずんずん歩いていく様子に、なんだか安心したような寂しいような。。。
集団生活には免疫があるので、普段私とベッタリな生活をしていてもお泊りは戸惑うことなくすんなり受け入れてくれます。
すっかり親離れ?と言うか、自立しているわんこでこの上なく有難いハズなのに、日本で預けていた頃と違ってそのまま旅立つわけではなく一旦自宅に帰りひと晩過ごした今回、夫婦で『マロンがいないといつも吠えるわけでもないのになんだか静かだなぁ・・・。』と、しんみり。
引き取りに行くと、お泊り開始日とは打って変わって凄く嬉しそうに飛びついて来てくれます。
名残惜しそうなスタッフのお姉さんだけど、この時も振り返りもせず一目散にくっついて歩いてサッと自分で車へ(笑)
自分の車も自分が乗降するドアまでも、しっかり覚えています。
家に着いたらもの凄く興奮して家中をチェック!
お泊りが長かったのでボサボサ
おじいさんになっても相変わらずのテンションです
一時帰国に際し、ワッペンが外れかけていたので着用出来なくなっていたパーカーを一応持ち帰っていたのですが、マロンのお洋服の殆どを作って下さっている同じプードルのママさんと偶然にお目にかかり、事情を伝えるとすぐに修理してくださって。
とてもとても助かりました。
ありがとうございます!!!
YUZUママさん
帰宅後すぐに着せてお散歩へ
何はともあれ、元気な姿で再開出来てひと安心!でした。
預けた日数だけ精神的回復に時間がかかる!と仰ってる飼い主さんがたくさんいらっしゃる中、我が家のわんこはいろいろな環境を都度受け入れられる力を持っていてくれて良かったわ~
この点ではとてもラクさせてもらってます。
こちらの方が離れて寂しがっているのにわんこはその場その場を楽しめる性格のようでしっかり自立していて、警察犬訓練所に小さい頃預けてしっかり躾けてもらった成果かしらね?と、助かるけれど寂しくもあり。
ホテルにせよトリミングにせよ、直接感想を聞くことが出来ないので心配は尽きないけれど、きっと楽しかったんだろうな♪と思える表情を見るとこちらもひと安心。
あくまでも想像だけど、1か所だけどうしてもダメで尻尾を下げてキュンキュン言って嫌がる人がいたので、どうしても受け付けないこと・人もいるんだなぁ~と分かって以来、逆にそういった素振りがなければ大丈夫だろうと言う判断もしやすくなりました。
そうは言っても、飼い主の心理的にはやっぱり信頼のおけるお友達のお家の方が安心出来るんだけどね。
長期だと、よほど事情がある時じゃないと預け辛いし、ねぇ。。。
でも… やっぱり我が家が一番落ち着くみたい。
飼い主と共に、家に戻ってからは定位置でぐ~たら。
預けられる時間帯が決まっているせいもあって前後1日ずつ増え、久しぶりに12日間も離れ離れだったのですが、マロンの存在の大きさに改めて気づかされました。
どんなに楽しい時間を過ごしていても、離れ離れだと何かが欠けているような気がしてしまいます。
飼い始めた頃は、今よりずっと気軽に預けて旅行に出掛けていたし、もっとドライに預けていたなぁ・・・。
寂しい思いをさせてごめんよー。と言うわけで、ペット離れ出来てない飼い主とオランダのわんこホテルについて、でした