愚かな人 執着心とは | 潜伏中なブログ

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執着(しゅうちゃく)は、ある事に捕われるあまり、自分の人生を縛り付けてしまいます。 

執着することで選択肢を失い、自分自身を追詰めてしまうのです。

ブッダはそうした執着は自分の周りに居る人にも及びます。


愚かな人は

「わたしには子がある。」

「私には財がある」と思って悩む。

しかしすでに自己が自分のものではない。

ましてどうして子が自分のものであろうか。

どうして財が自分のものであろうか。


原始仏教経典 『ダンマパダ』 62(『法句経』)

岩波文庫 ブッダ 真理のことば 感興のことば 中村元訳 P19 第5章 愚かな人 より


 全くもって、まるで自分の所有物かのように執着する馬鹿な過干渉・過保護の親が如何に多い事か。 その子の人生をコントロールしようとする浅はかさと執着心。 

 子供まで自分の所有物だと思い込み、自分の思い通りにしようとする。 執着は自分勝手な思い込みを生む。

 「自分の跡を継いでくれ」と頼んで、息子が「自分の道を行く」と行ってしまうと苦しみと憎しみが生まれるそうだ。 それは所有物だと思って執着するからだ。


 自分自身を変えるしか無いのだ。 

青字は筆者のコメント

 
肉体は衰えるが心は鍛えられる・・・なるほど。
 
執着にとらわれない柔軟な意思を持ち将来の道筋を決めて行く事が重要だ・・・・うむ。

運命宗教でなく
修行の宗教か。


「いかだのたとえ」

NHK 

名著11 ブッダ『真理のことば』:100分 de 名著
より