スカボロー礁 と中国とアメリカと日本 | 潜伏中なブログ

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南沙・西沙・中沙の天気予報開始…領有権アピールか=中国

2012/05/28(月)
中国の海南省気象局はこのほど、領有権をめぐりベトナムやフィリピンと対立している南沙諸島(スプラトリー諸島)、西沙諸島(パラセル諸島)、中沙諸島(マクルスフィールド礁)の天気予報の公開を始めた。テレビなどでも放送しはじめた。領有権をアピールする狙いがあるとみられる。中国新聞社が報じた。

■「中国」、「領有権」に関する他の記事 - サーチナ・ハイライト

  南沙諸島では永暑礁、西沙諸島では永興島、中沙諸島では黄岩島の天気予報をテレビなどでも放送を始めた。海南省気象局の関係者は「南海(南シナ海)の気象は、華南地域や場合によってはわが国の大部分の地域の天気に大きな影響を与える。したがって天気予報は非常に重要なサービスだ」、「観測精度が向上し、定点における天気予報ができる能力を得た」などと説明した。

  一方、中国社会科学院世界政治センター副秘書長で軍事専門家として著名な洪源氏は「(中国の)主権を示すだけでなく、もっと大切なことは国民の領海と島嶼(とうしょ)についての主権概念を強化することだ」と述べた。

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◆解説◆
  南沙諸島については、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、中華人民共和国(中国)、中華民国(台湾)が領有を主張している。島を実効支配しているのはベトナム、フィリピン、中華民国、マレーシア、中華人民共和国である。永暑礁は同諸島で中国(中華人民共和国)が実効支配している岩礁。満潮時には水没する。

  西沙諸島については、中国とベトナム、台湾が領有を主張している。永興島は同諸島最大の島で、中国が実効支配している。

  中沙諸島で唯一、満潮時でも海面下に没しない唯一の存在が黄岩島(スカボロー礁)で、フィリピンが実効支配している。(編集担当:如月隼人)

日本海自の練習艦が比を親善訪問、比は対中国と関係性を否定

2012/05/29(火)
海上自衛隊の練習艦3隻が28日、フィリピンに到着、5日間にわたる親善訪問を開始した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

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  日本の艦船はフィリピンの艦船3隻に護衛され、第2次世界大戦の戦場となったコレヒドール島からマニラ湾に入り、寄航後、フィリピン海軍やマニラ市政府、政府部門と一連の親善活動を行う。

  練習艦「かしま」は排水量4050トン、乗員360人、76mm単装速射砲1門と3連装短魚雷発射管2基を装備。「しまゆき」と「まつゆき」は排水量3050トン、乗員200人、76mm単装速射砲1門と近接防空用の20mm機関砲2基、艦対艦ミサイル、艦対空ミサイル1基、アスロック対潜発射機1基、3連装短魚雷発射管2基を装備している。

  米国の攻撃型原子力潜水艦「ノースカロライナ」とインドの艦船2隻も先週、フィリピン・ルソン島中部のスービック湾に寄航したが、フィリピン軍当局は、これら外国艦船の訪問について、中国との黄岩島(スカボロー礁)事件との関係性を否定している。(編集担当:米原裕子)

中国漁船が黄岩島海域で漁業活動を再開

 2012/06/06(水) 

 中国外交部の劉為民報道官は5日、「中国側の公務船が黄岩島(スカボロー礁)海域で任務を遂行している」と述べた。中国国際放送局が報じた。

■「黄岩島」に関する他の記事 - サーチナ・ハイライト

  フィリピン外務省の声明によると、フィリピンと中国の公務船が黄岩島海域から撤退したが、劉為民報道官は、「事件をいかに適切に解決するかについて、フィリピン側と直接連絡を取る」と述べた。

  なお、黄岩島海域では中国の漁船がすでに漁業活動を再開しているという。(編集担当:村山健二)