「軍の為でもない、国の為でもない 俺は君のために逝くのだから。」と言う台詞はいいのだが、いかんせん場面が・・・
唐沢寿明 (望月晋平)
木村拓哉 (上田淳一郎)
袴田吉彦 (早川乙彦)
反町隆史 (三浦草太)
池内万作 (佐伯正義)
堀真樹 (森誠)
松村邦洋 (高松岩男)
戸田菜穂 (水沢志津子)
水野真紀 (緑)
渋谷琴乃 (片岡瑞穂)
森下桂 (佐伯明子)
高嶋政宏 (小沢啓二)
長塚京三 (望月昌平)
正月にやっていた映画「君を忘れない」でした。
低予算、かなりリアリティに欠けるので若干見るのが厳しいが・・・
まぁ作製当時の時代背景考えると・・・ うぅ・・・
錚々(そうそう)たるメンバーのキャストでありますが・・・・
いかんせん評価のし難い内容の映画であります・・・・
【早送りしてみた▶▶ 個人的レビュー 】
特攻隊の事自体を題材に取り上げる事が、反日・反戦活動家から問題視されそうな時代背景(戦後50年記念 1995年制作 同時期の他の映画は反戦・反日映画)を考えると、その映画制作自体は「よく出来ました」。
ただし脚本、美術、特殊効果音楽、演出などは「もう少しがんばりましょう」と評価したい。同じ題材でもう少しなんとかならないか、今後の映画制作に期待する。 尚、映画『ビルマの竪琴』(中井貴一版)の方がググッときた感じがした。 ただしコチラは反戦映画?。
他の人の意見
評価0~80点までさまざま。
・真剣味にかける場面ありかな? 2012/2/1 18:13
1945年蓑屋航空基地。
海軍の若きエリート大尉・望月晋平(唐沢寿明)を隊長に個性的な7人の302特別飛行隊が結成される。
木村拓哉や反町隆史と言った豪華なキャストがそれぞれ戦争、特攻作戦と向き合いながら約2ヶ月間、訓練を行いながら出撃の日を待つ。。
約4千人と言われている特攻隊による死者。死ぬ為に出撃に向かう若者たちの心情は今の平和な時代を生きる僕たちにはとても図り知れるものではない。
若干ではあるが、日本が正しいかのよう描かれている部分がある気がするので客観的に見る必要があるが、戦争の歴史を知るには良い作品だと思う。ただ、俳優陣が有名すぎてイマイチ現実味に欠けてる気がした点が低評価に。
・初めて観た戦争映画。 2010/11/20 22:01
正直当時はキャストで観たので、あまり気にしてなかったけど現在の戦争映画よりだいぶ軽くやってる感じがある。でもきっかけになったので。
・史上最低の特攻隊映画 2008/9/19 23:18
あの時代も航空機搭乗員はエリートであり、キムタクや松村が演じた下士官でも学業・運動神経共に抜群でないとなれないものでした。故に相応の矜持を持っていた方が大半で、この映画のような振舞いはあり得ません。長髪が下士官に許されていなかった事など当然ですが、そもそもシラミが蔓延していた当時、わざわざシラミの巣になるような長髪にすること自体、自殺行為でした。また極限まで軽量化していた当時の戦闘機のコックピットは当然ながら狭く、松村のような巨躯の持ち主は、それだけで航空不適とされた筈です。以前、この映画の関係者から「知覧に出向いて関係者の話を勉強した」と聞きましたが、何を聞いて来たのか、と思います。戦後数多く制作された特攻隊映画の中でも1-2を争う駄作です。
・爽やかな戦争映画w 2008/6/11 22:40
第二次世界大戦のさなか、302特別飛行隊が編成され日本の南端に位置する蓑屋航空基地に集められた。各基地から集まった7人の若いパイロットたちは厳しい訓練を重ねるうちに、堅い絆と友情で結ばれていく。そして特攻命令が
ストーリーはよくあるオーソドックスな特攻物って感じ
話しは、隊長の唐沢と隊員の木村と1人の女性の因縁等を絡めて進んでいく
原作は良い話なのだと思うが、脚色が・・・( -。-) =3
いかにも木村拓哉をかっこよく描こうとしているのが見え見えで、おじさんにはちょっとしらけてしまった^^;
ロン毛でため口、現代のちょっと硬派を気取ったような横着な態度(;^_^A あんな兵隊が居る訳が無い
せめて坊主頭にはして欲しかったですね
まぁそう言う不満はあるものの、このキャストと爽やかなストーリーは戦争に興味を持っていない若者にも見やすくつくってあり、そう言う意味では有りの映画かも
木村君ファンの人には必見の映画かもd(^0^)
・Fly,Boys,Fly 2006/3/6 23:52
*2002年のレビューです*
戦争を扱った映画としては、繰り返しの鑑賞に堪える良く出来た作品。
役者にきれいどころ(そうでないのもいるが)を揃えたせいで「アイドル映画」(反町、キムタクが並んだ時点で私にとってはまさにそうなんですが…)だの、「戦時中にあんなデブや長髪の隊士がいるわけがない」だの、現実感の希薄さを批判する声もかなりありましたが、これは「ドキュメンタリー」ではなく、人が金を払って観に行く「映画」なわけで、多少のドリームやエンタテインメント性はあった方がありがたいと思います。
それにこの作品は「戦争映画」としてよりも、戦時中の「青春映画」と捉える方が自然な感じ。
感動を煽るようなベタな演出もないし、作り手の押し付けがましさも感じられない、観ていて気が滅入らないところが一番の魅力ですね。
それでも「戦争っていったい何?」という気持ちはしっかり心に残るし。
人生で最も楽しい年頃に、国のために死んでいかなければならない青年たちがいたことを「忘れない」映画になっていればOKなんじゃないでしょうか。
戦争映画が「被害者」の立場で作られがちなのは、残念ながら仕方ないですね。そうでなけりゃ誰も観に行かないでしょう。
それに、「加害者」意識が薄いというのは邦画に限ったことではない(最近のもそうだけど、特にベトナムが絡んだアメリカの戦争映画の方がよっぽどヒドイ)と思います。
wiki
『君を忘れない』(きみをわすれない)は1995年の日本ヘラルド映画社製作の映画である。『THE WINDS OF GOD』、『きけ、わだつみの声』、『ひめゆりの塔』などと並び、終戦50周年を控えて製作されたいくつかの映画の一本である。第二次世界大戦末期の特攻隊基地を舞台に、隊員に選ばれた7人の若者の友情を描いている。
キャッチコピーは『ヒコーキに乗れて、女の子にモテる。そんな青春のはずでした』。
SMAPの木村拓哉や反町隆史など、有望な若手(当時としてはまだ駆け出しだった俳優も多い)を多用したことが話題を呼んだが、髪を伸ばした特攻隊員や、太った特攻隊員がいることは、当時を知る者にすればどうしても現実離れした感が強く、大きな支持を得ることは難しかったようだ。