【通貨戦争】と【TPP】 40% VS 2.5% 日・米・欧・豪・韓・中 10年チャート比較 | 潜伏中なブログ

潜伏中なブログ

政治・経済・時事ネタを勝手につぶやく。

世界を知ること。明日の日本を考えること。

我 不惑なれど 未だ悟りを得ず。

Free Tibet 第十四世达赖喇嘛 Dalai Lama Tiananmen Massacre  天安門事件 日本国島根県竹島 Takeshima, 日本国沖縄県石垣尖閣 Senkaku

===まえがき===
適当に書くつもりだったが、分析すると面白い結果となったので報告します。

日本は今、ざっくり言うと(通貨)戦争中です。

以下で日本及び日本に影響のある主要国の通貨の為替レートを比較してみます。
どうしたら円高を防げるのか? スイスに見習いたいです。

===資料(ドルベースのチャート)をみる===
A. 潜伏中なブログ-通貨戦争 対ドル為替10年チャート韓国ウォンだけ下落。
通貨戦争 対ドル為替 5年チャート

よく観察してほしい。対ドルでの為替チャート。
上に行くほど対ドルで通貨安(輸出しやすい)
下に行くほど対ドルで通貨高です。(輸出しにくい)
グラフの順番で並べてみると・・・

緑色 韓国のウォン (KRW)
 対ドル通貨下降率 ー15.27%

青色 欧州通貨ユーロ (EUR)
(ドイツ、フランス、イタリア、スペイン等)
 対ドル通貨上昇率 +13.3%

紫色 中国の元 (CNY)
 対ドル通貨上昇率 +21.9%
(中国は米ドル固定相場なので直線)

黄色 資源国オーストラリア (AUD)
 対ドル通貨上昇率 +28.5%

赤色 我が国日本 (JPY)
 対ドル通貨上昇率 +33.9%

つまり輸出依存国家、韓国はその40%53%のGDPをこの激安のウォン通貨安の政策を通じて輸出拡大(主に日本が餌食)しているわけです。 

そら三星現代が売れるわ(T▽T;)
(ただし国策財閥以外の中小企業はは競争力無いらしい。)

ちなみに前のアジア金融危機で一度経済崩壊した韓国。政府はIMFの監視下、企業の株主はアメリカの資本が入っているそうなので、ウォン安で韓国民は貧しく(カードローン地獄)サムスンが栄え、アメリカへお金を払っているという構造なのでしょうか。

通貨戦争 対ドル為替 10年チャート
B. 潜伏中なブログ-通貨戦争 対ドル為替 5年チャート

===資料(円ベースのチャート)をみる===
ん 分かりにくい? じゃ (* ̄Oノ ̄*)
今度は円ベースで見てみよう

C. 潜伏中なブログ-円ベース 5年チャート
円ベース 5年チャート

対円の主要国通貨 為替チャート5年 観察結果は、

実に円は
豪ドルで10%上昇(円高)
中国元で20%
ユーロで40%
ドルにいたっては50%の上昇

そして日本円は堂々の韓国ウォンに対して実に80%の上昇
(鼻血がでそうになった。目

え短い? では
もっと長いスパンで見ると?
==対円の主要国通貨 為替チャート10年==
D. 潜伏中なブログ-円ベース 10年チャート
円ベース 10年チャート

円は主要通貨に対して
米ドル 50%↑
韓国  40%の上昇(円高)
ユーロ 20%↑
中国元、豪ドルに至ってはあまり変わっていない。


つまりアメリカ市場への輸出を考えると、アメリカ、韓国は通貨政策で米ドル安=韓国ウォン安を通じて、対円で実に40%~80%米ドル、韓国ウォン安(円高)に誘導しているのである。

TPP参入のメリットと言われる、輸入関税2.5%撤廃が無意味という人の理論はここにもある。

40.0% VS 2.5%

ノ意味をわかってもらえただろうか?

この2.5%がTPPのメリットだそうです。

・・・・( ̄▽+ ̄*) 唖然

どのように解釈するかはあなたの
自由貿易協定です。