「はぁ~?・・チャンミン様の恋人に今度一緒にうちに来いと言ったぁ~?」
アイツがお風呂に入っている間に真崎に報告すると このとおり!
目ん玉、まんまるくして見下ろしてきた
「う、うん・・」
「おーまーえーはぁーー!!何を考えてるんだっ!!!」
ひぃっ!!
綺麗な美少年的真崎に怒鳴られると、迫力半端ないぃ~~~
「だってこの前、弟さん来られたときって、ちゃんと話せてなかったでしょ?
それも追い返しちゃったりして・・かわいそうに」
「あれには、ご主人様の意図があってだなぁー」
「でもっ!!・・ 本当はアイツだってゆっくり会って話がしたかったはずよ」
「アイツ・・?」
真崎の眉がピクリと上がった
「だいたい、この間からオレはずぅ~~っと気になっていたんだ!!
ご主人様のことをアイツ呼ばわりするとはっ!おまえはいったい何様のつもりだぁっ!!」
ひゅああぁぁ~~
「そ、そんなこと言ったって、何て呼んだらいいのかっー」
実際、困ってた・・
「あるだろー。普通に」
普通に・・?
「・・ あなた? ・・・ ダーリン?」
ガチャ
バスルームのドアが開く音がした
「・・・ 」
きゃあぁぁぁぁぁーーーっ
バスルームから出てきたアイツってば、すっごい・・・ なんていうの?
フェロモン?いや、そんな言葉では片付けられない何かがもうー
ダダ漏れ・・・(///∇//)
ハァハァ・・・
白Tシャツにスウェットのジャージを履き
タオルを首からかけ、冷蔵庫まで歩いて行く
その姿を、ただただ ガン見・・・
「・・・ おまえたち、ずいぶん仲がいいんだな」
ミネラルウォーターを一口、喉を潤してそう言われると
隣で真崎が声にならない小さな悲鳴みたいなのをあげ
「ごっ、ご主人様っ!違いますっ!!これはっ、この女がー」
「この女?・・・ 恭弥、そいつはオレの妻になるオンナだが?」
「・・も、申し訳ございませんでした・・」
うわ、うわっ、うわぁーーー
ーー オレの妻になるオンナって・・
ちょっとドキッとした・・・
あ、でも真崎を助けてあげないとっー
「あのっ!・・もとはと言えば、私が貴方のことを何て呼んだらいいかって話で・・」
「・・・ オレのことを?」
ドキッ
真崎に向かっていた視線が急にこっちへと流れてくると
心臓がドクンっと跳ねた
「・・うん、まぁ、実際どう呼べばいいのかな、って・・・」
近づいてくる視線にドキドキする・・・
「教えてやるから来い」
ぐいっー
「ええっ!?」
腕を掴まれ、引っ張られていきながら、真崎の方を見ると
何とも言えない切ない表情でこっちを見て、視線を外した
・・・え?真崎?
そのまま、彼は寝室のドアをあけ、私を引き入れるとドアを閉めた
ドンッー
「ええーーっ・・・」
壁ドンならぬ、ドアドンっ!?
寝室のドアを背に、後ずさりも出来ない状態で、目の前にはアイツがー
「・・・・ ちょうどよかった・・・ この間は中途半端だったしな・・・」
ぺろり・・
ちゅ、中途半端って何が???
その、反則技的な舌ぺろりはいったい何なのっ!?
あまりのイケメンを目の当たりにして、反対に目が逸らせないっ・・・
「あ・・・ あの・・・?」
彼は ニヤッと笑うと
突然、左手で私の両頬をぎゅう~~ってつまんだ
おかげで私は、まるでヒョットコのように唇を尖らせる形になってしまっている
「・・・うぅ~~」
う、しか言えない口って・・・どうなのよっ!!!
「おまえのこの口は、放っておくと何を言いだすかわからない・・・」
ぎゅうぅうぅうう~~~
「・・・ ううぅうぅうーーー」
「いいか?オレは絶対に言うつもりはないからなっ!?」
そのことか・・!!!
「・・うぅーー!!」
ぎゅうぅーー
「おまえも、バレるようなことしたら許さない・・・
それが約束できないなら、あいつらをここに呼ぶのはナシだ」
「ううぅーーー!!!うっ・・うっ・・うぅぅうぅー!!」
ナシだなんて、ダメダメ!!!
「どうだ?・・・ 約束できるか?」
「ううぅー!!うっ!うっ!!」
ぶんぶんぶんっ
一生懸命頷く!
ふわっ と頬がゆるまって、顔が自由になった
アイツの手が離れたのだ
「・・・・・ もう~・・ びっくりしたよ ・・・・」
いつのまにか、力が入っていた肩・・・
全身が楽になっていく感じ
「ユノ、だ」
「え?」
「オレのこと・・・ ユノ、って・・・ 呼んでみろ」
ユ・・ ユノーー!?
呼んでみろ、ってそんな簡単に・・・っ/////
「・・・ほら!・・ん?」
どきどきどきどき・・・・
え?
やばい・・・ なんでこんな私っ・・・ 苦しい・・・////
「・・・ ユノ・・?」
私の声?
ってびっくりするくらい、かすれていた・・・
「OK! それでいい」
そういうと、ユノは くるりと背を向け、寝室の中へと進んでいき、ベッドに腰掛けた
どきどきどきどき・・
ちょっと待って、ちょっと待って??
私・・・
落ち着け、落ち着け
ちょっとびっくりしただけだって・・・
「じゃあ、私、お風呂入って寝る・・・・から」
くるっ
ユノとは反対に、ドアの方へと向き直ると
ノブに手をかける
「あ、りかー」
ビクンッ
名前呼ばれたっ////
ちょっと待ってよ、もう~~
赤くならない、赤くならない!!
ふぅ~
くるっー
ドアの方、向いたまま、顔だけ後ろにー
「なに?・・・」
「お風呂、・・・ 終わったらこっち来て寝ろよ。」
「・・・・・・・・・ ムリ !」
くるっ
私は再び、ドアへと向き直る
なんだ、なんだ?
また変なもん、ダダ漏れしてるじゃないのっ!!!
あぶない、あぶない
ガチャ
ドンッー
「え・・?」
開けかけたドアが、私の力よりも強く閉められた
後ろから伸びた手によって・・・
今、ドア閉めた・・?
いつの間に・・!?
後ろに・・・ ユノがいる・・・(//・_・//)
「・・・ ナンデ?・・・ ナンデ、ムリなの?」
どきどきどきどき・・・
「・・・ ナンデ、って・・・・」
あ・・・ まただ・・・ 私の声、かすれてる・・・
触れてないのに
背中に体温を感じる・・・
「--っ (/ω\) 」
ぎゅっと瞼を強く閉じると
「明日までに考えなきゃいけないことあるの!仕事!というわけで、自分の部屋で寝ます!
ハイ、手、どけて!!!」
私は、ユノの手をはらうと
そのまま 今度こそドアをあけて、部屋を出た
バタン!!
ふぅ~・・・
とりあえず、いっぱい水、水・・・・
冷蔵庫の中からミネラルウォーターを取り出しコップに注ぐと
ドアにもたれて一気に飲み干していく
ゴクッ・・ ゴクッ・・・
足音が聞こえ、見ると、歩いてきた真崎と視線がぶつかった
「・・・・・ 何してんだ?そんな顔して・・・」
「そんな顔して、ってどんな顔よ!」
私、どんな顔してるの!?
「・・・・ オレに見せつけてるんだろっ///////」
「は?」
真崎ったら、妬いてんの?
まったくもう~・・
「ちょっと真崎ぃ~ 何言ってんのよ、見せつけるってそもそもご主人様はー・・」
真崎のさっきの顔って・・・
私が部屋に連れて行かれたときと同じ・・・
「えっ?まさか・・・え?もしかしてご主人様って、女の人とできるのっ!?」
「何をいまさら・・ おまえだってこの間・・・ ・・って、ハァ!?まさかおまえっ、あれ、嘘なのか!!?」
ガクンッー
ずるずるずるずる・・・・
膝から崩れて、冷蔵庫の前で座り込む
うそ・・・・
「なんだよ、やっぱりなぁ~ ご主人様がお前なんか相手にするわけないって思ってたんだよな・・
あ~納得。すっきり!!・・っておい、何をそんなとこ座り込んでんだよっ」
いつの間にか、そばまでやってきていた真崎が目の前にしゃがみこんだ
「だって・・・ だって、彼の好きな人は・・・・」
おかげで、目線の高さが同じ・・・
「だからって、女が放っておかないんだよ!ご主人様の場合はー。
小さい頃からおモテになって・・・。」
「いやいや、それでもその・・ 何て言うか・・ 気持ちがないと?」
○たないんじゃないの?
「wwwwww。 気持ちがないとできないって思ってんの?」
どきっ
あれ?
だって・・・
違った?
「そんなことないけど、ほら!断ることだって出来るじゃない?」
「・・・ 言っておくけど、ご主人様ってー」
そういうと、真崎が身をのりだし
まるでこの間のお返し、とでも言わんばかりに私の耳元で そっと囁いた
「・・・ 鬼畜だよ?」
かと思うと、すっくと立ち上がり、あっかんべー、をしてとっとと歩いていってしまった
き・・・
きちくぅ~~!?
つづく・・・・
(画像、お借りしました。ありがとうございます)
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思わず、辞書、引きたくなりますね (ぼそっ)
毎度毎度、長くなってしまってすみません![]()
