「…おまえは邪魔じゃないし、さっきの人は恋人でもない。」



オレは、聞こえてきたチャンミンの質問に答えた



バッ!!


途端に、横からチャンミンの身体がどいた



「ヒョンっ!?…いつから起きてっ…」




なんだ?

どうしてそんな驚くんだ?









「…なんだよ?チャンミン…、そんな…。さっきの質問、まるで焼きもちでもやいてるみたいだな、ハハ…ハ…」




冗談でも言って、笑い飛ばしたらチャンミンの強張った表情が和らぐかと思って言ったのに…





チャンミンは…




カアーーーッ、とみるみる真っ赤になっていき


唇を噛みしめ、遂には耳まで赤くなっている




「…… え?」





そう…なのか?






「僕…、もう寝ますっ!おやすみなさいっー」







ちょっと待てっー




ダンッ!!




身を翻して自分の部屋に入ろうとしたチャンミンを


オレは…



やつのドアに手をかけ、通せんぼ…





「…チャンミン…、さっきの…聞かせて?」





オレは




チャンミンを後ろから




抱きしめたくなるのをグッとこらえつつ




その真っ赤になっている耳に問いかける…





「…… 聞かせて?て…、何をですか?」





オレの腕のなかに



入りそうで



ぎりぎり、入ってなくて…




そんな距離で、チャンミンの言葉はドアの方へと吐き出される




「… 何を、て…、だから…」




あれ?



オレは…、何を…?


え?


何を聞いてるんだっけ????






そのとき







チャンミンが







くるりと向きをかえ、俺の方を向いた







「…ヒョン、…こうすると…、壁ドンみたいですね…」





そう言うと、くすっと笑い





「…普通は、男が好きな女の子にするんですよね?」





さっきまで…




耳まで真っ赤にしていたくせに




なんで、そんな堂々と… ヒョンを見つめてくるんだ!?



しかも…




振り向いたおまえは




俺の腕のなかで…





もう




逃れられない、てわかってる?






「…違うよ、チャンミン…


   こういうのは普通…



男が好きなやつにすることだ…」






こうして…





自分の腕のなかに閉じ込めて…






その唇を塞ぐためにね











つづく…


(画像、お借りしました。ありがとうございます)

ユノさん、服をしっかり着込んでますけど(笑)
このかっこいいどや顔が素敵すぎて…