酔えない・・・
まったく酔えない・・・
緊張半端ないんですよ、私・・・
今までは、テーブル席について
このカウンター席に座ってる彼を見ながらお酒を飲むという
距離感だったのよ?
それがいきなりこの・・・・
隣の隣(コートかけた)の隣!!!
史上最高に近い!!
「へぇ~・・ 優しい雨、て書いて、ゆうちゃんっていうんだ?」
「かんっぜん、名前負けですよね、いいんです!気にしてませんから!!」
ぐびっー
マスターの方ばっかり向いて話しちゃう
意識は断然隣の隣の隣にいってますけどねっ!!
ぐびっー
「そんなことないよ?でもそうだな・・ イメージとは違ったかな~
ゆうちゃん、美人さんだから。」
「えっ//// えっ?はっ?マスターったら、何を言ってるんですかっ/////」
「ちゃん、ってつく名前より、さん、ってつく名前な感じ」
あ・・・・・
「・・・ ゆうちゃん、なんて呼ばれませんよ。ゆうさん、もしくは・・ 苗字に、さん付で」
子供のころは呼ばれてたんだけどな~
ーー ゆうちゃん
「ほら~ やっぱり!美人さんだからだよ」
「そんなんじゃないんですって!!・・・ きっと私、とっつきにくいんです・・たぶん」
ーー ゆうって、どっか上からなとこあるよね
ーー そうそう、なんかこっちが見下されてるみたいな感じ
「・・・・ 友達、あんまりいないんです・・・」
なんだか悲しくなってきた
「あー、それは美人さんだからだな、やっかみだって!」
「だからもう~ そうじゃないんですってば!」
「・・・・ やっかみ、ってナニ?」
どきっ
と、突然、彼が会話に加わってきた・・・・!!
っていうか、何?私、思いっきりマイナスオーラ出してなかった?
自分の欠点さらしてなかった?
友達少ないって言っちゃったよっ?
人としてどうなのよ、それってーーーー
・・・・・ 終わった・・・
終わったな、もう・・・・
「ん~ 嫉妬?とか・・ やきもち、って言ったらわかるか?」
「あーー・・」
「ほら!おまえも男には、やっかまれてるな、確実に・・・」
「あ~~ そういうこと!」
・・・・・ わかるのかいっ
なに?この人・・・
モテてるって自覚、あるんだ?
・・ってそうよね、あるよね~
今だって下にー
「・・・ 女の子たち、下で待ってましたよ?モテモテですよね」
「あれ?優雨ちゃんは違うの?いつもコイツのこと、見てたでしょ」
ブッー
「えっ/// 」
うわっー
マスターったらそんなっ!!
本人の前でっーーー
「って、そんな私っ、目立ってましたっ!?」
思いっきりカウンター越しに身を乗り出した
マスターに向かって・・・
ポーカーフェイス、決め込んでたつもりだったのに・・・
そんな私の追いすがるような視線を受けて
マスターったら・・・・
「・・・・ なあ?」
あろうことか、ご本人に・・・ 振るかっ!!?
もう、見るのも聞くのも怖いんですけどぉーーーー!!
「・・・・ ましたね」
wwwwwww
目が・・・・
合っちゃったじゃないっ
「・・・・ あの・・・ 私、そろそろ・・・。
すみませんでした
お店、もう閉められるところだったんですよね
ちょっとだけのつもりが、たくさん飲んじゃって・・・」
失敗だ、失敗だ
まさか、見てたのがバレバレだったなんて
思いっきり想定外!!
気持ち悪いに決まってる・・・!!
ああーーー
どうして私、こんなとこ座って一緒に飲んじゃったの!!?
チャンスだって思ったわけっ!!?
何かで言ってたじゃないっ
チャンスはピンチなんだって!!
バッグから財布を探して取り出す
「いくらですか?ー」
タクシー代、残ればラッキーなんだけど・・・
「いいよ。今夜は僕が」
・・・・・ はぁ !?
「な、なんですかっ?それっ・・ 出してもらう理由がありませんけどっ?」
「・・・ りゆう?」
ちくしょー・・
かっこいいな・・・
「そうです!っていうかむしろ、気持ち悪いとかで私の方がー」
「キミが女性で、僕が男だから」
「・・・・・・・・」
な・・・ に・・ それ・・・
一瞬、息するの忘れそうになった
そんなこと言われたら・・・・
「あ~あ~ チャンミン、なに口説いてんだよ」
「違いますよっ、マスター!!彼は口説いてなんかっー」
「送っていきましょうか?」
「えっ?」
ガタガタッーー
よろけて椅子ごと後ろへ倒れそうになるっー・・
「なにっ・・・をっ・・」
もう、心臓・・・ 持ちませんっ
「りゆうですか?・・・ 僕が男でー」
「また、私が女だからってかっこいいこと言うんでしょっ!
もうっ、いい加減にー」
「・・・ 口説いてるんですけど」
「・・・・・・・・・・・・・」
今、なんて・・・??
ーー 口説いてるんですけど
って言った?
言った・・・!?
「・・・・ なんちゃって」
「∑ヾ( ̄0 ̄;ノ・・・・・ (=◇=;) ・・・・」
私は財布の中から、2千円を取り出すと
「タクシー代必要なんで、これでっ 足りない分は明日払いにきますっ」
バンっ
カウンターにたたきつけるようにしておいて飛び出した
椅子からコートを手に取って
つづく・・・
(素敵なチャンミンの画像、お借りしました。ありがとうございます)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
調子に乗って コメントもいただいてないのに
もう1話書いちゃった・・・
意外と楽しい、これ。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ
読んでくださった方にも
楽しんでもらえたらいいな~
どうかな?
大事なことは2回言おう
チャンミンさま
おたんじょうび、おめでとうございます!!
