オレのベッドに眠る天使はどうしてこんなに可愛いんだろうか
日に日に募るこの想いはいったいどうすればいいのか
想いを伝えれば、天使はオレの手をすりぬけてきっとどこかへ行ってしまう
だったらこのまま・・・
「・・・・・・・・・・」
だが、本当は
いつもオレの目の届くところにおいて
誰にも触れさせず
オレだけが、お前を愛でていたい
「・・・ 叶わない夢だけどな」
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目覚めた天使は、オレのシャツを着て
洗濯機を回しに行った
何気なくやっているんだろうが
それがどれだけオレをやばい状況にしているか
天使は気づいていない
「ふぅ~・・・」
いつまで誤魔化せる?
この状況で、天使を前にしたら
オレは自分を抑制できるのか
すでに自信がない
コーヒーの匂いが漂ってきた
キッチンで何やら音がし始める
二日酔いでしんどそうだったくせに
どうせオレに迷惑をかけたとでも思って
そのお詫びのつもりだろう
迷惑なんかじゃないのに
酔って潰れたお前を
誰にも触らせたくなくて
すぐにオレが連れ帰った
それも、お前の家へではなく、オレの家へだ
お前が酔って、潰れているのをいいことに
まんまとオレはお前をお持ち帰りしたんだ
さあ
詫びるのは、どっちだ?
