彼の部屋で、彼の服を借りて、2人

ソファに座り、並んでテレビを見ている

 

彼の部屋のソファは倒すとベッドになっちゃういわゆるソファベッド

ふかふかのラグの上に、脚のないタイプで置かれているから

ラグとの段差はほとんどなくって

足をのばして、ずるんっとラグの上に移動することも簡単

 

隣っていうのが

とってもこそばゆくって・・・

さりげな~く、ラグの方へと移動してみた

 

だって・・・

 

ご飯も食べた

お風呂も借りた

それで、2人・・・

 

なんて緊張しちゃっていたたまれない

 

私の方がいろんなこと考えすぎちゃってる

絶対・・・

 

 

たまに、ちらっと見ると目が合って

 

ん?って顔をされると

 

私の心臓はとんでもなく跳ねあがり

近年にないほどの速さで脈打っていく

 

 

テレビで流れている画像なんて

聞こえてくるタレントさんの声なんて

 

もう、ずいぶん前から頭に入ってこなくって

 

自分の緊張ばかりが増していく

 

 

 

カサッと音がして

隣の人の気配が身近に感じたー

 

「・・・ 優雨」

 

 

ビクッ

 

 

「ごめんなさいっ、あのっ・・私、こう見えてそんな経験豊富じゃなくって

あんなこと言ったけど、多分期待にはそんな応えられないっていうかっ・・」

 

「期待ってどんな?」

 

「えっ?」

 

 

聞かれて思わず隣を向いてしまった

 

しまった、て思った

 

だって、想像以上に彼の顔は至近距離にあって

もう触れちゃいそうなんだもん

 

逸らそうとした頬を彼の手が覆って

 

自然と2人

見つめあうかたちに・・・

 

 

「・・・ するの?」

 

 

あまりの美しさに

見惚れてしまう・・・

 

 

「・・・ するよ?」

 

 

唇がそっと触れた

 

ちゅっ、って・・

 

触れて・・

離れて・・

また触れて・・

 

何度目かで口を開いて

舌を交えていく・・

 

漏れる音に

どきどき・・ する・・・

 

 

「ね・・ 好き?」

 

 

 

そういえば・・・

 

聞いたことなかった

 

 

私のこと

どう思ってるの?

 

嫌いではないだろうと思うけど・・・

 

やっぱり言葉にしてちゃんと聞きたい

 

 

 「え・・・?」

 

 

私の問いに

さっきまですぐそばにあった彼の唇が

少し離れた

 

驚きの眼とともに

 

 

え?え?え?

いけなかった?

聞いちゃダメだった、ってやつ?

 

 

「ご・・ごめんなさいっ・・ 私ったら、調子に乗っちゃって・・」

 

「違う違うっ!!・・え?もしかして、好きでもないのに

こんなことしてると思ってた?」

 

「え?だって、聞いてない・・・」

 

「え?言ってなかった??」

 

「・・・・・」

 

 

私は黙ってうなずく

 

 

彼は右手を顔にかざすと

 

「はぁ~~・・ 嘘でしょう・・・」

 

天井を仰いだ

 

 

言ってなかった?

ってことは

私のこと、好きってこと・・ で、いいの?

 

 

「ごめん・・・」

 

 

チャンミンは、私の方を向いて小さく溜息をついた

 

そして、ゆっくり深呼吸をすると

 

「・・ 好き。・・・ 優雨のことが、好き、ですよ?」

 

そう言うと、片眉をさげて照れくさそうに微笑んでくれた

 

 

私も・・

 

と言いたいのに感動で言葉にならない

 

「・・・・・・・・・」

 

 

「・・ 優雨は?」

 

 

「・・・・・・・・」

 

 

好き・・・

 

好きに決まってます

 

だって最初から

 

わかっていたでしょう?

 

 

「・・ ずるいなぁ、オレは言ったのに・・」

 

 

相変わらず片眉、さがってる・・

 

 

そうよね

 

ここで言わなきゃ、ずるいわよね?

 

だって、言ってくれなきゃわからないって

 

私たち、さんざん話してたもんね

 

 

「だっ・・てっ・・ 感動して・・」

 

 

ほらね

 

言葉を口にすると

涙出ちゃうって思ったのよ

 

声、詰まるって思ったのよ

 

 

「あなたっ・・ モテるから・・わ・・たしなん、・・って・・ムリだって・・

夢見るな、って・・ じっ、・・ぶんにっ・・ 」

 

 

言い聞かせてきてたからっ・・

 

 

ああぁああぁあああ

 

予想以上に

 

『好き』

 

って言葉は身体に悪いんだって、

こんなに涙腺にくるって、初めて知った

 

 

だったら言わなきゃ

 

 

私だって・・・

 

 

 

「・・・・ 好き。 あなたが・・ 好きです・・。」

 

 

涙は手で拭った

 

 

 

「・・・・・・・」

 

 

 

 

「・・・ チャンミン?」

 

 

 

「やばい、これ・・ 思った以上に、キますね//////」

 

 

 

くすっ

 

チャンミンの照れた顔に

言ってよかった、という気持ちがこみあげる

 

 

笑っていると

チャンミンがすっくと立ち上がった

 

 

きょとんとして見上げる私に

手が伸びてきて

 

当然のようにその手をとると

ぐいっと引っ張られて

立ち上がった私は勢いでチャンミンに寄りかかってしまった

 

「ごめんなさいっー」

 

離れようとしたのに

そのままチャンミンにぎゅっと抱きしめられ

その胸に顔をうずめる

 

え?

 

ドクドクドクドクッ・・・ って・・・

 

 

「心臓の音・・ 聞こえる?」

 

 

頭の上から聞こえる声に私は、黙ってうなずく

 

 

「こう見えて、意外と経験少ないんで、そんな期待には応えられないかもしれないけど?」

 

 

「えっ?」

 

 

それって、さっきの私のセリフ・・・///////

 

 

「それでもよかったら・・・いや、よくなくてもだけどー」

 

 

突然、チャンミンの身体が離れたと思ったら

一瞬しゃがんで、ひょいっと抱き上げられた

 

 

うわっ・・

わわわわわっ//////

 

 

「ちょっと、えっ?待って待って、重いでしょっ!」

 

足バタバタ・・

 

 

「暴れられると重くなるっ・・」

 

 

ピタッ

 

私はバタバタするのをやめて、彼にしがみついた

 

 

「ごめんなさい・・」

 

 

「寝室、行きます。・・・ もうストップなしね?」

 

そういうと、向きをかえてチャンミンが歩き出す

 

彼の歩と一緒に身体が揺れる

 

 

 

「・・・・ するの?」

 

 

 

すぐ目の前にある横顔に聞く

 

綺麗だな・・・

 

 

 

「・・・するよ」

 

 

今度は語尾が強く上がらない

 

 

「ねぇチャンミン・・」

 

「なに?」

 

「キスしていい?」

 

「っ//////」

 

 

耳が赤くなった

 

 

「・・・ もちろん」

 

 

そう言ってこっちを向いたチャンミンと

 

今日、何度目かのキスをした

 

 

・・・・ ベッドはもう

すぐそこ

 

 

 

 

 

 

~~ おしまい ~~

 

 

 

 

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

 

 

ちゃみチョコ、楽しんでくださった皆様

 

ありがとうございました^^

 

チャンミンとの甘い甘いストーリーを描きたくって

 

まずはタイトルから・・・

 

と思ってつけたタイトルでした

 

チョコはどうなってるの?

 

と思われた方、申し訳ございません

 

出てこなくって・・(笑)

 

 

この翌日

 

2人でマスターのお店に行ったそうですよ

マスター、何て言ったんでしょうね

 

とか想像して楽しんでもらえると

嬉しいな~

 

 

ありがとうございましたm(_ _ )m