「ちょっと待った!!・・・ 何をしてるんです?」

 

 

 

「・・ なにって・・ 貴方が座ったまま器用に眠っているみたいだから

キスしようかと・・・」

 

 

あと数センチだったのに・・・

 

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(画像、お借りしました。ありがとうございます)

 

 

 

「・・・ もしかして、まだボクのこと好きだったりするんですか?」

 

 

 

「・・・ する」

 

 

「へぇ~・・ これは驚いた。けっこう、しつこいんですね」

 

 

 

そういうと彼は、私をトンッと押し、さっきまで座っていたテーブルから足を落とした

 

 

あ~あ・・

 

 

「しょうがないでしょ? ふられたからってすぐに嫌いになれるもんじゃないし・・」

 

 

「すぐ?もう半年は経ってると思いますけど?」

 

 

 

もう、って・・・

私には、まだ、なんですけど!

 

 

「いいでしょっ、もうっ!!別に迷惑かけてるわけじゃないんだしっ」

 

 

 

地に足をつけられると

背の高い彼からは、思いっきり見下ろされる状態になる

 

でも私は、この彼との距離感も好き

 

そう・・

まだ、全然過去にできない

 

 

「ボクが誰か紹介しましょうか?」

 

 

「はぁ!?」

 

 

 

誰か紹介するですって?

私に?

オトコをっ?

 

 

「余計なお世話ですっ!!」

 

 

可愛さ余って憎さ百倍とばかりに睨みつけてやった

 

 

すると彼は・・・

一度視線を外して

 

もう一度その外れた視線が戻ってきた時には

恐ろしく怖い顔をしてその綺麗な口を開いた

 

 

 

「・・ 迷惑なんですよ

 

いつまでも未練たらしく熱い視線を送ってこられてもねっ!!」

 

 

「・・・っ!!!!」

 

 

め・・・

迷惑って・・

 

 

私が目を見開いていると

さらに追い打ちをかけるように

 

 

「・・・ 気持ち悪い」

 

 

ぼそっと・・

でも確かに私に聞こえる音を発した

 

 

な・・んで、そこまで言われないといけないの・・・・?

 

 

「わたし・・・ そんな気持ち悪い視線・・だった?」

 

 

それだけ言うと

まばたきをしたら今にも零れ落ちてしまいそうな涙をこらえ

くるっと踵を返すと

チャンミンのそばから走り去った

 

 

転ばないように・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ あ~あ~、かわいそうに・・・」

 

 

「あれくらい言えば諦めるでしょう」

 

 

「どうしてダメなわけ?彼女、美人じゃん。おっぱいだってデカイし・・」

 

 

 

ギロッ

 

「おまえだって知ってるだろ?ボクにはー」

 

「親の決めた婚約者がいるってやつ?

いいじゃん、そんなの。彼女に話して、結婚するまででいい?とかさ

案外、愛人でもいいって言うかもだぜ?」

 

「・・・・・・・・・」

 

「はいはい、すみませんでした。

でもさー、誰か紹介するつもりだったわけ?」

 

「あんなの、彼女の性格なら断るに決まってる」

 

「ふぅ~ん、そこまでわかってて言ったわけか。

でもさ、どうしてたの?紹介して、って言われてたら」

 

「そんなの、言うわけない」

 

 

 

そうさ

 

ボクの知っている彼女なら

そんなこと、言うわけないって思ってた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが翌日

 

彼女はボクの前に来て、こう言った

 

 

 

 

「紹介してよ!」

 

 

 

「・・・ はぁ?」

 

 

 

「だからー。誰か紹介して、って言ってるでしょ」

 

 

「・・・・・・・」

 

 

「誰か紹介しましょうか?って言ったじゃない!」

 

 

「余計なお世話なんじゃ?」

 

 

「つべこべ言わずにさっさと紹介しなさいよっ!!

じゃないと、貴方が気持ち悪がってる、未練たらしい、

あつぅ~~い視線をこの先もずっと送り続けてやるわよっ?

それでもいいのっ!?」

 

 

「・・・・・ それは困る」

 

 

 

 

まいった・・・

 

 

こんなの

 

 

想定外だ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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キャハっ。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ

 

こんな設定のチャンミンで妄想もどうかな?

 

彼女は元カノなんだろうか?

 

それとも、付き合うことすらできずに振られたのかな?